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  • 2008/10/29資産運用・投資

    歴史に残る世界恐慌の時代にケインズが発表した『雇用・利子および貨幣の一般理論』当時の経済学では説明出来なかった不況のメカニズムを世に示したただ不況のメカニズム「不況動学」は不況を経過し好況のサイクルに進むと人間は都合よく忘れ批判の的にすらなる先進国には投資機会がなく「豊富のなかの貧困」が起こる総需要を増やす目的の投資はその場しのぎ生産性向上の効率化ではなく需要創出のための効率化が重要貨幣保有の願望...

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  • 2008/10/24もの思いにふける

    狼の血筋じゃないから今日も羊の声で吠える「馬鹿みたい」と笑う君に気付かぬ振りしながら少し憎みながら深く愛しながら羊、吠える Mr.Children前回の記事チェンジ・ザ・ワールドの続きです最近の流れは閉鎖的だった国内の株式市場がバブル崩壊で外国人投資家が買いやすい水準と企業同士の持ち株を売却が進んだことで一気に株主の構成がひっくり返りましたその結果、アジアモデルと呼ばれる大企業型資本主義から米国型と呼ばれる...

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不況のメカニズム

歴史に残る世界恐慌の時代にケインズが発表した『雇用・利子および貨幣の一般理論』当時の経済学では説明出来なかった不況のメカニズムを世に示した
ただ不況のメカニズム「不況動学」は不況を経過し好況のサイクルに進むと人間は都合よく忘れ批判の的にすらなる

先進国には投資機会がなく「豊富のなかの貧困」が起こる

総需要を増やす目的の投資はその場しのぎ

生産性向上の効率化ではなく需要創出のための効率化が重要

貨幣保有の願望(貯蓄)がデフレを引き起こし貨幣の存在が需要不足の理由とも言える

不況のなか政策の方向性として「構造改革」か「財政出動」は必ずテーマとして上がるが日本最大の資源とは労働力である
そしてリストラによってスリム化させる効率化では失業手当が増えてしまう
つまりは不況期においては財政出動して仕事を与えることこそが効率化である
資本の縮小化・リストラ・構造改革・・・これら残された者だけを救うノアの箱舟ならばはじかれた者は・・?失業手当の費用が増すだけである

さらに失業手当を支払われても不況期には所得から貯蓄へのマインドが高いから穴を掘って埋めるだけの仕事でもマシになる
100投資して30の便益が残せなくても便益がゼロになるまで財政出動したほうが良い
(この部分が公共事業のすすめとなり誤解されケインズの批判に繋がる)
これは民間企業だと100投資したら100以上の利益がないと実行されないのと違い国でしか出来ないことなのだろう

この本では自分なりに常識としていつの間にか覚えてきたものがガラガラと崩れ落ちた
いままで100冊以上の数えきれないほどの本を読んできたけれど超オススメの一冊

これは一読するべきです

ケインズの一般理論は読んだことないし難解なパズルとも言われるが小野教授のこれは理解しやすい

そして不況動学とは不況というサンプルがないと研究が進まないし未だ完成されていない学問だろう
だからこそ今回の歴史的な不況が不況動学の発展となり今後の政策に活かされることを心の底から望む

ただ不況期を乗り越えた頃には相変わらずな人類は高リスクな行動に向かい
同じような過ちを犯すのだろうけれど。

不況のメカニズム―ケインズ「一般理論」から新たな「不況動学」へ (中公新書 1893)不況のメカニズム―ケインズ「一般理論」から新たな「不況動学」へ (中公新書 1893)
(2007/04)
小野 善康

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羊、吠える

狼の血筋じゃないから
今日も羊の声で吠える
「馬鹿みたい」と笑う君に気付かぬ振りしながら
少し憎みながら
深く愛しながら

羊、吠える Mr.Children

前回の記事チェンジ・ザ・ワールドの続きです

最近の流れは閉鎖的だった国内の株式市場がバブル崩壊で外国人投資家が買いやすい水準と企業同士の持ち株を売却が進んだことで一気に株主の構成がひっくり返りました

その結果、アジアモデルと呼ばれる大企業型資本主義から米国型と呼ばれる市場原理型資本主義に急激にシフトされる・・・これには現在も馴染めずにひずみが生じているところもあるのではないでしょうか?

個人的な考えだと大企業型資本主義は内弁慶な感じがします。ローカルルールな部分があるのでグローバル化された経営には向かないしそもそも外国からは理解されない!

企業にとても社員の終身雇用を約束してきた時代はどうしてもB/Sに厚みが出てしまうのでROEを重視する外国人投資家には『無駄』と投資を避けられてきた投資地域だった気がします極東は・・・。

最近はグローバル化が否応なしに進んできたので経営者もROE重視の発言を聞く機会があるけれど・・・どうなんでしょう?
日本の低ROEが世界水準に近づくためには無駄な部分の福利厚生カットや産業の変化が必要です

ハードウェア産業はコストが掛かるのでソフトウェアの産業ばかりを採用して
モノ作りは人件費の安い場所で生産して利益率の低い事業は本体から切り離す・・・。
本体はシステムだけを必要とし必要最小限の人数で会社を動かす。機械化され人が余ればリストラと・・・。
これって何か大切なモノまで切り離してしまう気がします。

これは米国の得意としてきた最近の流れです。
それを日本は真似してきました。自分の持つ得意分野が何であったのかを見失ったまま・・・?

ザックリと考えてサービスの充実があるからこそ実現できるのだから市場原理型資本主義は大企業型資本主義よりも進んだ資本主義のカタチだと思います

だけれども市場原理型資本主義が完璧な答えかどうかはまた別な話で今回の不況もこう言う流れに行き過ぎたところから出た暴落と市場原理の崩壊だと思います。

以前に世界規模で暴落が起こったときも行き過ぎた市場原理があったようです

1929年は教科書にも登場する世界恐慌

1930年代の不況真っ只中に登場したのがケインズの『一般理論』(1936年)。古典派の経済政策が世界恐慌時にまったく対応できない経済学だったことに対する批判的な内容です
世界恐慌も遠い話の頃になるとケインズの一般理論は通用できない部分が出てきて古典派の経済学が主流になってきたけれど最近はまた一般理論の不況理論(?)が必要になってきた時代になりました

それよりも気になったのがケインズは活気に沸いていた1926年に『自由放任の終焉』を発表していたこと・・・これは不安定な市場経済制度について書かれていたみたいです(まだ未読)

ケインズの政策の象徴的なところは市場に任せずに政府が積極的に介入するところでしょうか?かなりザックリ言うと・・・。
古典派は失業者がゼロの場合だけに通用する『特殊』な理論でケインズはそこを批判する意味で『一般』理論と名付けたんでしょうねぇ?

いろんな制度をいろんな角度から見て気付いたことは完璧な答えはないってこと

そして知ったことはこの世に絶対という言葉は絶対に無いんだなぁ・・・と

結局はバランス感覚が大事なのかも知れないし自分に合うとか合わないとか感覚な部分も制度を選択するのに重要な感じがします。たとえそれが世界の流れであろうと自分のアタマで考えないと都合の悪いことを押し付けられる場合もあったりします
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