資産運用で自分なりのルールを持っているひとが多いでしょうが岡山県機械金属年金の投資アイデアは参考になりそうですし他の年金機関よりも成績が良いようです
ある人には斬新に見えるでしょうしある人には「既にやっている」って人もいるかも?

資産別から投資期間別運用に変更、日本株区分は廃止=岡山県機械金属年金・木口氏 ロイター
3つの特徴があります

投資期間別ポートフォリオを構築

資産別基本ポートフォリオを見直し、給付と掛金の将来予測をベースに支払い時期別に資産を4分類し、それぞれの金額と、それぞれの目標利回りに見合った投資商品を選択した。


世代別にアセットアロケーションを分けています

  • 支払い時期が5年以内の「安全投資」90億円
    安全部分は元本確保と流動性を優先し、生保の一般勘定や短期債などに投資先を限定

  • 5─10年先の「低リスク投資」100億円
    低リスク部分は利回りのブレを抑えるため債券や低リスク運用商品を採用

  • 10─20年先の「長期投資」220億円
    長期部分は値上がりと分散効果を狙い、株式、商品投資顧問業者(CTA)、プライベートエクイティに投資

  • 20年以上先の「超長期投資」20億円
    超長期は世界市場の超長期的構造変化に着目し、新興国、環境、インフラ投資を選択

個人でも自分の年代別に 株式-債券 比率を調整する投資家はいますが年金運用でそろそろキャッシュが必要なポートフォリオと20年以上先にキャッシュが必要とされる資金の運用目的は違っていて当然かもしれません
そこのポートフォリオを一律にしないで組み替えるアイデアは興味深い

その結果

同基金の運用実績は09年度がプラス18.76%。格付投資情報センター(R&I)が集計した約130の企業年金の運用利回りであるプラス13.81%を上回った。
今年4─8月までの5カ月はマイナス5%程度で、木口氏は相場環境が厳しい中で他の基金などに比べ「よくしのいでいる」との認識を示した。


保守的な約130の企業年金の運用利回りよりも全体のパフォーマンスが高くキャッシュニーズの高い資金ブロックでは逆に株式などの高リスク資産は皆無なので年金の支払い面でも安定して年金の支払いができそうなイメージを持てます

日本株区分の廃止

昨年から日本株区分を廃止し、国内株式と海外株式の分け方を止めてグローバル株とアジア株の一部として日本株に投資する形に切り替えたそうです
その株式部分も

他の基金と同様、ボラティリティー回避のため、8年程前から株式比率を落としており、ピーク時の55%から現状の40%弱まで低下した。「今後もさらに落とす」方針で、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の株式比率である20%を「視野に入れている」という。


とのこと。

ヘッジなし外貨建て資産の上限は80億円

外貨建て資産の上限は設けていないが、ヘッジなしで運用する外貨資産は80億円を上限としている。
上限を超えた分はヘッジし、「良い商品があればどの外貨資産でも投資する」スタンス


株式と債券を含めて80億円を上限とているんでしょうね?
現在430億円を運用しているので18%程度が為替ヘッジなしでの運用
今後、年金総額が積みあがっていくと相反して外貨資産比率は低下していくことになります

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