以前の記事「ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド」を予約 からしばらく経過しましたが先週末あたりで読み終えました
読み終えてしばらく経過していましたが改めて読み返してみるとつくづく良く内容が練られたバランスの良い仕上がりに気付きます
今回は読んだ感想です

ほったらかし投資術 インデックス運用実践ガイド (朝日新書)
山崎 元 水瀬ケンイチ
朝日新聞出版
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水瀬さんは今でこそマネー誌でよく登場してセミプロ化しつつありますがブログや本著の内容通り自身で投信・ETFを積み立てる本物の個人投資家
その水瀬さんの処女作が今回の本なのですが自分の失敗談を惜しげもなく紹介しながらもインデックス投資に辿り着くところに個人的には拍手喝采なのです♪
今でこそインデックスファンドやETFも商品ガイド編を見ると選択肢が多くなり充実していますがインデックスの時代が到来する夜明け前は何も無いところからの始まりだし情報も少ない中だったので今は幸せであり効率的であり楽であり…見えない道を行くって意味では面白さに欠けてきたのかな…とも感じます

対して山崎さんのパートではフレンドリーな水瀬さんとは逆を行くマニアックな世界を展開します
その部分がたまらないと感じる読者もいれば内容を理解できない読者もいるかもしれません
それくらい2人のギャップ(理論の山崎さん・実践の水瀬さん)は大きく他の投資本では見当たらない魅力を感じることが出来ます
ここの部分を好きか嫌いかがこの本の評価を決めるところになりそうです

ちなみに本文では直販型のファンドを山崎さんがネット証券でも販売に使えば…との提言がありますがそれは可能なのでしょうか?
一般的に直販型の独立系投信は販売会社を通さないことでコスト削減をしているイメージがあります
信託報酬の内訳に販売会社がないのなら販売手数料を取る手段しかないわけだし直販からならノーロードは当たり前…ネット証券に旨みが見当たらないように感じます

水瀬さんの実践編ではリレー投資の際にあるものを利用すれば「売却→キャッシュ」の数日の空白がなく海外ETFにリレーが可能な技を紹介しています
詳しくは本に書かれていますが言われてみれば当たり前、知らなければ目から鱗の良い情報を教わりました

おそらく初めて執筆された水瀬さんにとって書きたいことは書きつくした気合の一冊なのでしょうが商品ガイド編については幸か不幸か日々進化していきます
2人のコメント付きの商品ガイド本があればネタ切れなく次回作も期待できそうに感じるのは自分だけではないでしょう?

(こちらでも関連記事として紹介しています)
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