以前に紹介したスリッパの法則の著者であり現在「ひふみ投信 運用責任者」である藤野英人さん
毎月「ひふみのあゆみ」でひふみ投信の現状を報告していますが内容が秀逸です
カネ払って株関連の雑誌を買うよりこれを毎月講読しているほうが経済がわかるんではないかという一品です

3ページ…最後のページはファンドの説明なので実際は2ページに上手くまとめられています
ではでは神がかりな運用レポートの内容を簡単に紹介してみます
ファンドの現金比率

ひふみ投信はアクティブファンドなので自在に売買を行います
景気に過熱感があれば売却をしますし割安感があれば積極的に株を購入します
ひふみ投信設定来からの現金比率をTOPIXと比較してグラフにしてみました
ひふみ投信の現金推移

2010年は記憶に新しい出来事なので振り返ってみますと春先にギリシャショックで大きく落ち込み絶好の買い場が到来し夏以降は米国のドルのバラマキによって株もコモディティーも「何でも!」上昇しました

ひふみのあゆみ 2010年4月度

4月初旬に、大型株や輸出ハイテク銘柄を中心に、保有株式数の全てではなく一部だけを売却しました。


ひふみのあゆみ 2010年5月度

相場の変動率が高い時こそ、よい企業に割安に投資をする機会であると考えています。
現在ひふみ投信は総資産の86%近くが株式となっていますが、残りの14%の現金を新たに株式へ投資をする余力があります。
投資の好機を的確にとらえて、基準価額の長期的な上昇を狙っていきたいと考えています。


ひふみのあゆみ 2010年11月度

景気の影響を受けにくい守備的な銘柄(ディフェンシブ銘柄)は相場低迷期には大きな役割を示してきましたが、そのような銘柄群への投資比率は減らして、その分だけ景気敏感株に対するウエートを上げていくことを考えています。



実はこの上昇気流の中でディフェンシブ銘柄は微動だにしていません
なぜ知っているのかというと自分のポートフォリオにある上場高配当に動きがないからです(笑)

下落局面に強く上昇局面に弱い【1698】

下落局面に強く上昇局面に弱い【1698】

セクターローテーション戦略を個人で実践するのは難しい場面がありますが「ひふみのあゆみ」で相場観を養うのは大事なことだと感じます

基準価額の推移

ひふみ投信 基準価額推移

インデックスファンドの運用報告書はどうしてもコスト面の数字だけを見てしまいますがアクティブファンドのレポートは読み物として「楽しい」ですよ

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