現在FCバルセロナ監督の本を読書中です
ちなみに欧州サッカーについては有名どころ以外はそれほど詳しくありませんが興味深いところをメモ
レアルのカンテラ(下部組織)責任者ラモン・マルティネスが語るチーム哲学 P.94より

我々は、バルサとは違った哲学を持っている。
それは、世界でも優秀な選手を他クラブから獲得し、その補足部分としてカンテラの選手を置く。
バルサはバルサのために選手を育成するが、レアルは他クラブでも機能し、どんなシステムにも順応できるような選手を育成している。

実際、レアルのカンテラ出身で、他クラブでプレイしている選手は世界で最も多いのではないか


わかりやすい例で言うとジダンのようなスター選手を獲得し、その補足部分としてパボンのようなカンテラの選手を置くってこと?
選手を高値で売ることや選手の雇用先までを考えると「アリ?」なのかなぁ~と感じるのですがカンテラ選手の自尊心ってどうなんでしょ?
調べてみると2008年末には「優秀なカンテラ選手を起用せず、他から選手を買うことしか考えていない」として、カンテラの総責任者ミチェル氏が辞任していたそうな・・・やっぱりね

バルサのカンテラはトップと同じシステムを子供の頃から叩き込まれています P.91より
※マシアとは選手寮のようです

バルサは世界の優良企業と同じく、人材を内部組織で育て上げ、それを何よりもクラブの強みとしている。
だが、他の環境においてマシアをそっくりそのままコピーすることは、決して簡単ではない。その理由はふたつ。
まず、バルサがマシアにクラブの運命をかけるほどの投資をしていること。
そして、子供たちを年間約10ヶ月間も家族から離さなければならないことだ。


「バルサは世界の優良企業と同じく」・・・とありますがページを遡ると具体的に書かれていたのでメモ P.86

世界の優良企業では、人材育成を組織内部で行っている。もちろん、ヘッドハンティングはあるが、それはあくまで補足にすぎない。
企業の理念や文化を理解している生え抜きを育てることは重要で、それが企業理念を受け継ぐことでもある。この方法以外に、企業を永続的に繁栄させることはできないだろう。
もし、社長を毎回ヘッドハンティングで迎え入れたら、従業員の士気も」、企業の文化も衰退していくに違いない。


FCバルセロナが好きな人はP&G(世界の優良企業)も好きかもしれません(笑)
日本サッカーの下部組織はどちらかと言えばレアル型です。
なぜなら日本のスタイルが確立されていないから多様なスタイルに順応できるレアル型にならざるをえない
日本代表監督を見ても日本人監督を除けばオランダ・フランス・ブラジル・ユーゴ・イタリア・・・と一貫性なし

どこかで日本らしさや日本の強み、世界で抜きでている日本の長所を全面に出したスタイルが確立させれば日本全体でバルサ型・・・日本代表からすべてのサッカークラブが同じスタイルを憧れ追求するのも面白いかもしれません
まぁそれは事実上不可能でしょうからJリーグのトップクラブからユース・ジュニアユースあたりとクラブの拠点地域のサッカークラブが同じスタイルで始めるあたりでしょうか

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