公的年金で成長企業に投資 政府、収益力で選別というタイトルで年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が高ROE企業の株式に重点的に投資する検討との記事を見ました

政府は公的年金の運用改革の一環で、成長企業の株式に重点的に投資する検討に入った。上場企業の中から資本を有効に活用し収益力が高い企業を選ぶようにする。約120兆円を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が2014年度にも始める。成長企業を後押しし、企業の収益向上を促す狙いもある。

日本経済新聞(2013年10月5日)


現在GPIFでは国内株式アセットの8割をTOPIXによるパッシブ運用をしています
その8割の中から高ROE企業の株式に投資する割合を充てるのか別枠にするのかは検討中ですが『数兆円規模まで拡大させる見込みだ。』とのことなので市場に歪みが生じる可能性があります
会計操作で高ROEにする!?
ROEにバリュエーションは関係ありません
株主資本に対してどれだけ利益があるのかをみる指標です
株主資本比率が低いほど同じ利益ならばROEが高くなります

ROEの質を見るのは難しい
年金基金による投資を目当にした借金・・・東証1部に限らずマザーズ、ジャスダックなどの新興市場も投資対象の範囲内ですのでそんなケースが起こる可能性も考えられます
高ROE企業の中身は調べれば『良い高ROE』『悪い高ROE』を見極められるかもしれません
でもそれは人の目による選別が入るので新指標としてアクティブ運用すぎな感じ
単純なスクリーニングで出た結果では不純物が混じりすぎる

ROE基準による投資を公的年金のような大きなファンドが行うのはなんとも難しい基準なわけですよ





今日UPの山崎さんの「現代ビジネス」は注目ですね♪

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