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年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF )の運用資産額は9月末に過去最高の123兆9228億円に膨らみました(Bloomberg

日本経済新聞によると運用手法をバッシングされていたのが幻だったのかのようです

  • 過去最長となる5四半期連続で利益を計上
  • 7~9月期の運用実績は国内外の株式相場が上昇したことで3兆2418億円の利益
  • 財投債を含む運用資産全体の7~9月期の運用利回りはプラス2.71%

政府の有識者はオルタナティブ投資の大合唱


ここに来て・・・いやリーマン・ショック後の暗黒の数年間でも政府の有識者はより高リスクな投資をGPIFに提言しています
その理由はGPIFのポートフォリオに占める国内債券比率を下げて違うアセットクラスへの投資
現在GPIFの基本ポートフォリオにおける国内債券は60%(±8%)となっています(Reuters

GPIFなど公的・準公的資金の運用・リスク管理の高度化を議論する政府の有識者会議は20日にまとめた最終報告書で、国内債に偏った資産構成の見直しやデフレ脱却を前提とした金利リスク管理、REIT(不動産投資信託)や不動産、インフラ、プライベートエクイティ(PE)、商品など新たなリスク資産の検討などを提言。物価連動債への投資も課題に挙げた。GPIFを合議制で高い自主性・独立性を持つ組織に改編する法改正の必要も訴えた。

Bloombergより引用


GPIFの運用資産構成を巡っては、政府の有識者会議が20日、国債主体の資産配分の見直しを提言。成長株に重点をおいた株式投資や不動産、公共インフラなどに投資する方針を盛り込んだ最終報告をまとめている。

日本経済新聞より引用


GPIFは、すでにオルタナティブ投資を始めるため民間金融機関から専門家を採用するなど準備を始めている。PEファンドの投資では別の公的金融機関との提携も検討している。
13日には、金融庁と財務省が開く有識者会合で、GPIFに対するインフラ投資の推奨が盛り込まれる見通し。

Reutersより引用



基本ポートフォリオの見直し以外は嫌な予感しかしない


株式投資や債券投資など伝統的資産に対して政府の有識者が求めているのは代替資産と呼ばれるオルタナティブ投資です
非公開株式・商品・不動産などへの投資さらにはそれらに投資するヘッジファンドへの投資・・・。
インフラ投資を国土交通省の予算ではなく年金基金からの活用・・・。

グリーンピア(大規模年金保養基地)のような回収の見込めないようなハコモノを作らないのか心配なのです
個人的には政府の有識者の意見の真逆を進んでほしいところです。こんな感じで

  • 流動性・換金のしやすい有価証券への投資しか認めない
  • アクティブ運用からの脱却し全資産パッシブ運用に移行

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