残念 ダメ 悲しい 悲報

毎月分配型投資信託の分配金に関する販売時の説明不足で損をしたと主張した訴訟でみずほ銀行に計約68万円の支払いを命じた話題がありました

みずほ側に賠償命令、分配型投信「説明が不適切」 東京地裁|日本経済新聞

この問題は販売会社(みずほ銀行)の分配金に対する適切な説明がなかったことに焦点がいきますが投資家サイドの勉強不足や日本における分配金の仕組み(元本の一部を取り崩し可)の問題点など気になるポイントがいくつもあります
今回はそこから飛躍して分配金という制度そのものが不要という提案

分配金支払いがあると投資信託の本来の性能がわかりづらい


SMT グローバル株式インデックス・オープン レポートのグラフ
※SMTグローバル株式インデックス・オープンマンスリーレポート2014年2月28日より引用

投資信託のパフォーマンスを調べる時には運用報告書やレポートを見ます
その時に設定来の基準価額や純資産がわかるのですがその基準価額の他に『ベンチマーク』や『基準価額(分配金再投資)』といった比較があります

ベンチマークとは国内株式ならばTOPIXであったり海外株式ならばMSCIコクサイ・インデックスであったりと各資産で基準となる参考指標です
基準価額(分配金再投資)は過去に出した分配金が再投資された場合はこれくらいの基準価額になっていますよ・・・という参考指標です
問題はレポートなどで登場する基準価額(分配金再投資)は税引前の分配金を再投資した場合の計算結果が多数なのでこの基準価額(分配金再投資)は実現不可能な空想の数値です

ひとつの比較グラフに『基準価額』や『ベンチマーク』、『基準価額(分配金再投資)』と初心者にはどこが本来の成績でどこのデータを注目するべきなのかがボヤケてしまいます
極端な話、無分配ファンドならば基準価額とベンチマークだけなので比較がスッキリします
上記のSMTグローバル株式インデックスの場合は将来、赤線に隠れた緑線が見えてきます

運用会社は分配金を出さない方が利益


そもそも投資信託が分配金を出すということは基準価額が分配金をだした金額だけ減少するのでファンドを保有することを考えると運用会社・販売会社にとって損をするはずである

それでも高い分配金の魅力!?を全面にだして販売に力を注入することは顧客を騙す行為
高利回りと思っていた部分の大半が自分が投資した金額の払い戻しだと知ったら投資信託という商品そのものに不信感を強ち拒絶してせっかくの顧客をみすみす見逃していたなんてオチも

販売会社も新しいファンドばかりに注目をするのではなく顧客が長期保有することに適した投資商品を紹介して適切なコスト(信託報酬の販売会社取り分)を受け取ったらどうでしょうか

販売会社に分配金は任せて運用会社は運用に専念しろ


実は分配金をチェックしなくとも自分が好きな金額を好きなタイミングで出してくれるサービスが存在するのですが世間では知られていません

当社で保有いただいている投資信託を、申込金額と申込日の設定を行うことで、毎月決まった金額だけ売却し、現金をお受取りいただける※サービスです。

例えば、定年退職されたお客様が、積立投資で長年蓄積させてきた投資信託を、そのまま運用を継続しながら年金代わりに少しずつ売却して現金で受取るという形でご活用いただけます。

「毎月コース」のほか、「奇数月コース」、「偶数月コース」から選択でき、ご希望により年2回まで「ボーナス月コース」の設定も別途可能です。


投資信託定期売却サービス|SBI証券



このサービスがあれば毎月分配型投資信託は不要です
なぜならば自分で設定すれば同じようなことをすることも可能だからです

例えば老後になったら年金を受け取らない月に20万円の解約を設定したいという要望も簡単
老齢年金は偶数月(2.4.6.8.10.12月)の15日に支給なので奇数月に解約をセットするだけ

このサービスの素晴らしいところは現役時期には可能な限り無分配の繰越で効率よく資産運用をすることができて実際に取り崩す時期には自分の思うような時期に思うような金額が自動で解約してくれる手軽さです

この魅力的なサービスはすべてのネット証券で対応してもらいたい機能です



(結論)

分配金は必要ありません・・・いや分配金という制度そのものが不要です
分配金という制度がなくなると税金を徴収できなくなるという考えがあるかもしれませんがファンドの平均保有期間が2.2年なので長期で保有をする投資家のほうが実際は少ないのです

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