プレゼン 資料 データ 分析

モーニングスター社の「アナリストの視点(ファンド)」で、 インデックスファンドで始める国際分散投資、手数料の安さで選ぶならこの10本というコラムがあります。

このコラムの中で登場する投資信託は手数料(信託報酬)の安さから選ばれた10本なのですが、何とも「???」な選出になっていたので紹介します。

各資産で最も低コストのインデックスファンド


資産ポートフォリオ区分ファンド名信託報酬等(税込)純資産額(億円)
国内株式コアi-mizuho国内株式インデックス0.2412
国内債券コア三菱UFJ 国内債券インデックスファンド0.3818
国内REITサテライトニッセイ Jリートインデックスファンド0.3927
先進国株式(除く日本)コアニッセイ 外国株式インデックスファンド0.4630
先進国債券(除く日本)コアニッセイ 外国債券インデックスファンド0.458
グローバルREIT(除く日本)サテライトニッセイ Gリートインデックスファンド0.5310
新興国株式サテライトi-mizuho新興国株式インデックス0.631
新興国債券サテライトSMT 新興国債券インデックス・オープン0.6546
ハイイールド債券サテライトi-mizuhoハイイールド債インデックス(為替ヘッジ無)0.932
先進国物価連動債券(除く日本)サテライトi-mizuho先進国インフレ連動債インデックス0.642
※出所モーニングスターより引用

このリストでは、各資産で最もコスト(信託報酬等)の低いインデックスファンドをピックアップしたラインナップとなっています。
このリストにある、いくつかのインデックスファンドを見て疑問に思えたあなたは上級者!
それではポートフォリオ区分にあるコアファンドを例にチェックしていきましょう♪

信託期限(償還日)があるファンドはアウト


国内株式アセットのi-mizuho国内株式インデックスを確認してみると、償還日が2028-05-02となっています。
これはi-mizuho国内株式インデックスに限らず、i-mizuhoインデックスファンドシリーズ共通に言えることなのですが信託期限(償還日)があるのです!

個人的にはこの時点でi-mizuhoインデックスファンドシリーズに興味はありません・・・。
コツコツ投資は自動的に毎月一定金額をすることも可能ですが、投資してることを忘れてしまう可能性もあります。
※これがコツコツ投資最大のメリットと考えることもできます

その積み立てていることを忘れてしまっている時期に、償還日が来たらどうでしょう?
償還の連絡メールすら気付かなかったら、投資用の資金がキャッシュのまま積み上がる場合も考えられます。

ちなみにi-mizuho国内株式インデックスは、日経平均株価(日経225)に連動する投資信託
ここだけの話ですがTOPIXではなく日経平均に連動するインデックスファンドを選ぶのならば、過去の分配金履歴やコスト面から見てもニッセイ日経225インデックスファンド一択です。



販売会社の選択肢が少ないのはアウト


これもまた i-mizuhoインデックスファンドシリーズ全体に言えることなのですが、ネット証券大手4社で購入できる投資信託を中心にファンドを選択したほうがよい。

仮に自分が資産運用のメインで使用している証券口座で大問題が発覚してアセットロケーション(管理口座)の引っ越しを考えなければならない事態が起こったとします。
その時に投資信託の移管先に、今まで積み立ててきた投資信託のラインナップがなかったら何かと面倒ですね。

「ネット証券大手で取り扱っているインデックスファンドの中から選ぶ」という選択肢は、危機時のリスクヘッジにもなるってこと。

多分配型投資信託はアウト


国内債券アセットに注目すると、三菱UFJ 国内債券インデックスファンドが選ばれている。
このファンドは4半期決算(1、4、7、10月決算)の投資信託で、過去の分配金履歴を確認してみると毎回30円の分配金を吐き出しています。

もちろんこの分配金の原資は自分が投資しているファンドの資産から切り崩したものなので得をしているわけではありません。

投資家ならば自分が必要としている時期に必要としている金額がありますので、ファンドが年に何度も「お金(分配金)を出しときましたよ」なんて余計なお世話でしかありません。

純資産額が少なすぎるのはアウト


純資産が少ないと信託期限や償還日の設定がなかろうが、突然終了するというケースがある。

最近投信ブロガーである某C氏の保有するファンドが償還するというお知らせがありました。
某chinaoさんが電話で確認したところ純資産が伸びていないのが直接な理由ですし、ファンド・オブ・ファンズの場合は資産が少ないことにより委託先のファンドの手数料の負担が大きくなってしまうようです。
※ちんあおさんは名誉(ネタ)のために少額投資していたので償還による実害はありません

この10本のリストにある純資産額をチェックしてみると10億円にすら達していないファンドがチラホラあります。
あまりにも売れ行きの悪いファンドでは運用会社だって運用することを損切りしたいww
目安として純資産残高が伸びているファンドで30億円くらい純資産額があれば一安心って感じ



こうして振り返ってみるとインデックスファンドにとって低コストは大事ではありますが低コストが選択する最優先でもないことがわかります。

ひと言だけ追記しておくと、数年前までは欲しいアセットクラスに選べるインデックスファンドすらない不毛の時代がありました。
そんなジュラ紀のような時代から投資信託を知っている投資家が「低コストが選択する最優先でもない」なんて当たり前のように書ける時代になったのはしみじみと感じるものがあります。

スポンサーリンク

 カテゴリ
 タグ
None