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※疑問についての追記あり

iシェアーズ国内上場ETFのネックといえば現地源泉徴収税額(30%)がかかってから国内でも課税されてしまい、取り戻せない仕様となっていることです。

ザックリ書きます (本題はこの先なのでさらっと)
  • iシェアーズ国内上場ETFは日米租税条約における限度税率の適用を受けることができない
  • ネット証券での米国ETFを購入した場合は限度税率の適用を受けて10%
  • iシェアーズ国内上場ETFは、残念ながら限度税率とはならず、本則である30%
  • ネット証券での米国ETFの場合は「外国税額控除」を使うことで、二重課税となっている税金を取り戻せる
  • iシェアーズ国内上場ETFを株式数比例配分方式により分配金を受領する受益者は外国税額控除を受けることができない

先月の分配金には現地源泉徴収税額が徴収されていない


iシェアーズのホームページに行くと、国内上場されているETFの分配金などがわかります。

『分配金実績』に進むとExcelファイルで過去の分配金がわかるのですが、
『分配金単価(米ドルベース)』
『分配金単価net(円ベース)』
『分配金単価gross(円ベース)』と細かくチェックできます。

…で、以前ならば『分配金単価gross(円ベース)』から『分配金単価net(円ベース)』になる場合はキチンと30%を徴収された金額となっていました。
しかしながら、最新の2014年8月を確認すると、現地源泉徴収税額が徴収されていないのです。

iシェアーズ 先進国株ETF(MSCIコクサイ) (1581) の場合
支払予定日
(日本)
分配金単価
(米ドルベース)
a 分配金単価net
(円ベース)
b 分配金単価gross
(円ベース)
a/b
2014/08/050.8820461610%
2014/01/310.584724159-30%


iシェアーズ エマージング株ETF(MSCIエマージングIMI) (1582) の場合
支払予定日
(日本)
分配金単価
(米ドルベース)
a 分配金単価net
(円ベース)
b 分配金単価gross
(円ベース)
a/b
2014/08/050.444130300%
2014/01/310.461443246-30%


iシェアーズ 米国高配当株ETF(モーニングスター配当フォーカス) (1589) の場合
支払予定日
(日本)
分配金単価
(米ドルベース)
a 分配金単価net
(円ベース)
b 分配金単価gross
(円ベース)
a/b
2014/08/040.5932840400%
2014/05/020.566413956-30%
2014/02/070.579414057-30%

※各ETF分配金データはiシェアーズより引用、「a/b」はとよぴ~が作成

なぜ現地源泉徴収税額が徴収されていないのか


わかりませんので誰か教えてくれない ←丸投げww

ホントに現地源泉徴収税額が徴収されずに分配金を受けとれるのならばNISA口座で国内課税も非課税にすると最強になるはず…。

こんな、うまい話はあるわけないので裏があるような気もします。
実際にiシェアーズ国内ETFに投資している人は今回の分配金はどんな感じなのでしょうか

(追記)

2014/09/13 なかじさんのコメントより

いずれも割り算してみると、昨年冬の段階は1USD = 101円程度のレートでしたが、今夏は70円程度で計算されているようです。


たしかにドル円レートを確認してみると、3つのETF支払予定日ベースでは

2014年8月4日 102.58
2014年8月5日 102.59
アメリカ ドル / 日本 円【USDJPY】:外国為替 - Yahoo!ファイナンスより

こうしてみると為替時点で、現地源泉徴収税額と同等の30%近くディスカウントされている計算になります。

それなら、円ベースのグロスとネットの存在ってなんだ…謎すぎるぞコレ(;・∀・)

(こちらでも関連記事として紹介しています)
2015.03.18 MSCIワールド・インデックス連動ETFのUBS先進国株【1394】が登場!

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