本を読む

嫌われる勇気を読みました。

この本は、どこかで紹介されていたのをチェックしていたのですが、どこの情報かわからなくなってしまっていました。

先日『投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2014』と、その後の飲み会で再会した多読書ブロガーである、レバレッジ投資実践日記の管理人エルさんに聞いたら、『書評を書いたことある』との返答があったので、間違いなくここ経由で読んだのでしょう。

2014年4月読んで良かった本|レバレッジ投資実践日記

「怒りに駆られて、大声を出した」
これが一般的な原因論

「大声を出すために、怒った」
これがアドラー心理学でいう目的論



この目的論的な発想が理解できれば、文中の青年のように難しく考えることなくアドラーの思考が入りやすい。
※対話型の作品なので青年は敢えて反対側のスタンスではるけれど

誰とも競争することなく、ただ前を向いて歩いていけばいいのです。
もちろん、他者と自分を比較する必要もありません。

P.92より引用


哲人の言葉に『心にスッと入る』、『グサッとくる』、『チクっとする』ことなど多数あるけれど、人間の本質にせまるアドラーの心理は面白い!

哲学書は、孔子の『論語』など正しい聖人の言葉も多い中、アドラーの教えは自分の仕事や家庭など、もっとも身近な『人間関係』を重視していて親近感がある。

うまく言葉にできなかったこと全部を、代弁してくれたような充実感。

普通を拒絶するあなたは、おそらく「普通であること」を「無能であること」と同義でとらえているのでしょう。
普通であることは、無能なのではありません。
わざわざ自らの優越性を誇示する必要などないのです。

P.261より引用


まさに世界はどこまでもシンプルであるが、私たち人間が世界を複雑にしていた!

最終的な結論もまたシンプルではあるが、そこに至る経緯に思考の積み上げがあるので到達したところでは昨日までの景色とは違う爽快感もある。

タイトルの『嫌われる勇気』は内容とそぐわない感じ。

『今を生きる』や『普通が一番難しい』『自分を受け入れる勇気』『あなたが世界の中心ではない』…いくらでも見つかりそう。

人生につまずいた時にあらたな勇気を与えてくれる一冊。

転職などの「覚悟」や「勇気」を与えてくれる一冊。

他者の課題に介入すること、他人の課題を抱え込んでしまうことは、自らの人生を重く苦しいものにしてしまいます。
もしも人生に悩み苦しんでいるとしたら―その悩みは対人関係なのですから―まずは、「ここから先は自分の課題ではない」という境界線を知りましょう。
そして他者の課題は切り捨てる。
それが人生の荷物を軽くし、人生をシンプルなものにする第一歩です。

P.146より引用



主に「人間関係の悩み」のシンプルな解消法ではあるが、アドラー心理学ではすべての悩みは対人関係から来ているので「すべての悩み」のシンプルな解消法と言ってもいい一冊。

嫌われる勇気嫌われる勇気
(2013/12/16)
岸見 一郎、古賀 史健 他

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