地図の上で握手するビジネスマン

インデックス投資家にとって指数といえば、MSCI社とFTSE社が有名ではありますが、三菱UFJ信託銀行は独自の株価指数を開発するようです。

三菱UFJ信託、7月にも独自の株価指数=賢い運用目指す|時事ドットコム

要約すると (時事ドットコムより引用)

  • 三菱UFJ信託銀行は運用効率の高い株式投資の指標となる独自の株価指数を開発
  • 第1弾として、7月をめどに日本株を主な対象とした指数を公表
  • 連動型の投資信託などを個人投資家や国内外の機関投資家に販売
  • 指数提供ビジネスに乗り出すのは邦銀で初めて



指数提供ビジネスではMSCI社とFTSE社が熾烈な競争をしています。

(参考記事)
2012.10.03 バンガードがMSCIに宣戦布告
2012.10.15 ベンチマークのミステリー
2012.10.17 MSCIとFTSEの仁義無き戦い

世界から見れば国産指数はニッチ


正直。まったくもって今回の意図はわかりません。

東証や日経による2014年に登場した新指数『JPX日経400』は成功したのかもしれませんが、他の国産指数は認知されているように思えません。

例えば野村アセットマネジメントが提供したRussell/Nomura ファンダメンタル・プライム・インデックスなどは今では誰も見向きもしていません。

指数使用料が、MSCI社やFTSE社と比較して低コストで、日本人にとって重宝できる新指数の開発をしていくのであれば注目&期待していきたいです。

7月にわかる第1弾の日本株指数に期待したいこと


第1弾として、7月をめどに日本株を主な対象とした指数を公表するようですが、TOPIXでも日経225でもJPX日経400でもない新指数として登場してほしいものがあります。

それは東証1部2部や新興市場(マザーズ、ジャスダック、ヘラクレス)すべてを網羅した全日本株式インデックス(仮)です!

TOPIXなどメジャーな指数では、新興市場をカバーすることができないのですが、時価総額でみれば新興市場の比率は小さなものですし、小さいなりに組み込んでくれれば個人投資家(インデックス投資家)や銀行・生保や年金などの機関投資家、公的資金からの買いも期待できます。

eMAXISシリーズの指数に変更があるのか新商品登場か


三菱UFJ信託銀行といえば、三菱つながりでeMAXISシリーズが今後どうなっていくのか気になってしまいます。

過去にバンガードのETFでは指数をMSCIからFTSEに変更したことで、VWOで構成されていた韓国が消えた(新興国→先進国に鞍替え)ことがあります。

例えば既存のeMAXISシリーズで、三菱UFJ信託銀行の新指数が採用されれば同系他社のインデックスファンドと変わっていくことでしょう。

新商品として国内株式インデックスファンドが登場されれば『eMAXIS 日経225インデックス』『eMAXIS JPX日経400インデックス』『eMAXIS TOPIXインデックス』と競合してしまいます。

どんな指数を提供してくれるのか期待と不安が半々かな?
登場しても、しばらく様子見させていただきます。

スポンサーリンク