潮騒通り 鎌倉 七里ヶ浜

今週のNHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」に、鎌倉投信の「結い 2101」運用責任者である新井和宏さんが登場していました。

(鎌倉投信 お知らせ)
NHK総合「プロフェッショナル 仕事の流儀」に当社運用責任者の新井が出演します。

鎌倉投信の中の人でも、ファンドに投資している投資家でもない、第三者の視点で見た感想です。

これは究極のボトムアップアプローチ


投資銘柄は足で探せ』と言わんばかりに、鎌倉投信の運用責任者・新井和宏さんは企業訪問をしているのが最大の特徴。

その中でも、経営者など企業トップの人達だけではなく、新入社員を集めて会話をして企業風土などの情報をキャッチしていたのが興味深い。

ファンドマネージャーの仕事といえば、決算書などの資料や新製品情報をチェックするほうがメインな印象がありますが、鎌倉投信の場合は、『とにかく良い会社』であるかが重要視されています。

これがよいかどうかの考察は最後に書きます。

鎌倉投信とはゲームのルールを変える挑戦


以前に鎌倉投信とはゲームのルールを変える挑戦という記事タイトルで、鎌倉投信を紹介したことがあります。

鎌倉投信に集まる投資家は、単純に高リターンを求めているだけではなく、理念に共感してその理念を共有したい想いが強いように感じます。


かれこれ3年前の話ですが、現在でも鎌倉投信の理念は変わっていないことを「プロフェッショナル 仕事の流儀」から知ることができました。

投資リターンだけではない価値!?


投資信託ですので、リターンがあってこその世界です。

テレビで放映された直後に、国内株式の市場平均(TOPIX)と比較して負けている事実についてツイートが見受けられました。

(参考記事 市況かぶ全力2階建)
市場関係者から寄せられた「プロフェッショナル仕事の流儀・鎌倉投信」のツッコミどころ



さらにTOPIX(配当込み)指数と比較したら…おっと^^;

しかし、リターンがについての話題がでた時に、『あれっ?』と違和感がありました。
たしか、鎌倉投信「結い 2101」はリスクを抑える設定で、運用をしていたような記憶が…。

調べたら、水瀬さんのブログ記事で見つかりました!

(参考記事 梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー)
鎌倉投信セミプロ向けセミナーレポートより引用

◆期待リターン・想定リスク水準の設定
・企業の純資産の増加率平均値 →5.2%
・期待リターン5% ÷ 期待シャープレシオ0.5以上 = 想定リスク10%以内


株式投資でこのリスク水準(10%以内)をどのような手法でおこなっていたのかは「プロフェッショナル 仕事の流儀」の最初の方で紹介されていました。

ザックリ書くとこんな感じ

  1. 投資銘柄は均等比率投資
  2. 株価上昇した投資銘柄は基本ポートフォリオ(均等比率)になるように利益確定
  3. 利益確定した資金は下がっている投資銘柄に投資
  4. このリバランス作業を繰り返して、少しずつ資産に厚みを増していく


インデックス投資家にとっての、アセットアロケーションを維持する作業(年一回程度のリバランス)と同じなので、この運用方法は納得です。

それでもアクティブファンド特有の不安要素はある


第三者の視点で書いてはいますが、大手運用会社では高コスト擬似インデックスでしかない、存在価値のないアクティブファンドばかりが目立ちます。

鎌倉投信の「結い 2101」に期待することもあるし、個人的には好きなファンドです。

それでもアクティブファンド特有の不安要素はあります。
それは鎌倉投信の「結い 2101」だけではなく、他の直販系アクティブファンドでも、これから先に直面するかもしれません。

それは純資産が順調に増えていっても、現在と変わらない運用をしていけるのか?

直販系の元祖『さわかみファンド』でも、規模が小さい頃はパフォーマンスもよく、アクティブリスクをとれていたファンド運用をしていましたが、現在は大型株が目立つ高コストなインデックスファンドのような印象です。

テレビ鑑賞しながらのツイートや、記事更新後のやりとりで、300億円くらいで新規のお客様の受付を一旦止めるかもとの情報をいただきました。




鎌倉投信の真の実力はこれから先に待ちかまえていると言ってもよいでしょう。

良い会社が良いのか


自分の投じた資金なのだから、良い会社に使われて社会の良い循環になりたい。

できることなら、そうでありたいのですが、自分の知っている範囲での『良い会社』選びには限界があります。
そこで鎌倉投信の運用責任者・新井和宏さんを通じて良い会社に投資をする。

漠然とした感想なのですが、鎌倉投信に投資をしている投資家は『ファンドが投資している企業に投資』しているというより『鎌倉投信に投資している』に感覚は近いのではないでしょうか?

番組内では『徹底的に読まない』と強調されていました。
これはインデックス投資をしている自分にとっても重要としていることだったので、鎌倉投信でも同じような哲学を持っていたことに感心もありました。

ただ『とにかく良い会社』であるかと『徹底的に読まない』の不安要素として、番組内では投資するかどうかの判断の時に、迷いの場面が多かったことに気になってしまいました。

鎌倉投信の「結い 2101」だって銘柄選びに間違えることはあります。
それでもファンドに投資している投資家は『鎌倉投信に投資している』ことを継続していきます。

投資を通じて社会貢献
理念に共感できる投資家は賛同すればいい。

投資とはリターンこそ重要
理念に理解はできるけど社会貢献と投資は別問題と考えている人には投資することもない。

鎌倉投信の「結い 2101」は投資家を選ぶ投資信託です。



お知らせでもあるように、今夜再放送されますので、興味のある人や、放送を見逃していた人はチェックしてみてはいかがでしょうか?

「プロフェッショナル 仕事の流儀」
放送局:NHK 総合
放送日:5月11日(月)午後10:00~午後10:48
再放送:5月16日(土)午前1:10~午前1:58(金曜深夜)


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