お金・賃金・マネー

同じ指数でもファンドによっては対象指数の使用料が違うという話。
※マニアックすぎてスイマセンm(_ _)m

今月は「設備・人材投資」をテーマにしたETFが2本ほど上場しましたが、来月もまた「設備・人材投資」をテーマにしたETFが2016年6月9日に2本ほど上場するようです。

(モーニングスター新設ファンド情報より)
iシェアーズ JPX/S&P 設備・人材投資ETF(信託報酬税抜0.19% ブラックロック・ジャパン)
DIAM ETF JPX/S&P 設備・人材投資指数(信託報酬税抜0.165% DIAMアセットマネジメント)
※信託報酬がモーニングスターとEDINET情報で違うのは何故…。

以前の記事「設備・人材投資ETF」を購入する日銀ってJPX日経400(高ROE)と矛盾してないか!?でも書いたように、個人投資家がこのETFを積極的に購入する理由はないでしょう。

ETFの詳細についても特に書くことはないのですが、EDINET情報を見ていたら同じ指数「JPX/S&P 設備・人材投資指数」に連動するETF(上場投資信託)なのですが、対象指数の使用料(ライセンス料)に違いがありました。

「対象指数」の商標の使用料
委託会社は、年0.081%(税抜0.075%)を上限とする、上記の諸費用の金額をあらかじめ合理的に見積もった上で算出する率を毎日純資産総額に対して乗じて得た額、または上記の諸費用の金額をあらかじめ合理的に見積もった上で算出する額を、上記の諸費用の支払の合計額とみなして、ファンドから受領することができます。諸費用および諸費用に係る消費税等相当額は毎計算期末、または信託終了のとき信託財産中から支弁されます。

iシェアーズ JPX/S&P 設備・人材投資ETF|有価証券届出書より引用


対象指数についての商標(これに類する商標を含みます。)の使用料(信託財産の純資産総額に対して最大年率0.0648%(税抜0.06%)、ただし162万円(税抜150万円)を下回る場合は162万円(税抜150万円))は、信託財産から支払うことができるものとします。

DIAM ETF JPX/S&P 設備・人材投資指数|有価証券届出書より引用


前回紹介した上場インデックスファンド日本経済貢献株(日興アセットマネジメント)も同じ指数「JPX/S&P 設備・人材投資指数」を使用していますが、調べてみると、「その他の手数料」全体で年率0.1%を乗じた額の信託期間を通じた合計を上限としていて、対象指数のライセンス料はその中の一部でしかないからわかりませんでした。

対象指数の使用料について、米国の投資信託ではライセンス料も含めたトータルコストを総経費率としていますが、日本の投資信託では信託報酬には見えない「その他の費用」となります。

来月に上場する2本の「設備・人材投資ETF」では、同じ指数「JPX/S&P 設備・人材投資指数」を扱いながらも対象指数の使用料が割高な「iシェアーズ JPX/S&P 設備・人材投資ETF」(信託報酬税抜0.19%)の方が信託報酬は高い結果となりました。

売買高にもよりますが、日銀はより低コストな「設備・人材投資ETF」を選びましょう。
繰り返しになりますが、個人投資家はこのETFを積極的に購入する理由はありません。

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