反省 落ち込む とほほ 残念

eMAXISシリーズには個別のインデックスファンドだけでなく、それらを組み合わせたバランスファンドがいくつか存在します。

eMAXISバランス(8資産均等型)など均等配分にしているバランスファンド
eMAXISバランス(波乗り型)のように相場によって配分調整される動的バランスファンド
eMAXIS債券バランス(2資産均等型)のように債券に特化したバランスファンド
eMAXIS最適化バランスのようにロボアドツールで診断した後に提案するバランスファンド

eMAXISシリーズのバランスファンドにも参考となる指数(ベンチマーク)があるのですが、月次レポートや運用報告書を見ると指数(ベンチマーク)をアウトパフォームしていることが多いのです。

それらのeMAXISバランスが指数よりパフォーマンスが良いのは単純かつ初歩的な理由です。

eMAXISバランスと合成指数の騰落率比較


eMAXISバランス(8資産均等型)と合成指数の騰落率比較
eMAXIS バランス(8資産均等型)と合成指数の騰落率比較

eMAXISバランス(4資産均等型)と合成指数の騰落率比較
eMAXIS バランス(4資産均等型)と合成指数の騰落率比較
※両ファンドともに2016年10月30日現在の月次レポートより

どちらのバランスファンドもベンチマークをアウトパフォーマンスしています。

アクティブファンドならベンチマークに勝つことを目的とするので理解できるのですが、eMAXISバランスは複数のインデックスファンドを組み合わあせたバランスファンド(FOFではないよ)なので、ベンチマークを超過するのは本質的におかしいはずです。

ベンチマークが配当抜きでファンドは無分配という単純かつ初歩的な理由でした


eMAXIS バランス(8資産均等型)のベンチマークとの差異について
画像元 eMAXISバランス(8資産均等型)第5期運用報告書(決算日:2016年1月26日)(PDF)

この上記画像が、この記事の内容のすべてを語ってくれています。

要は、国内外株式インデックスファンドのベンチマークが配当抜きで設定されているので、株式比率があるバランスファンドは長期投資になればなるほど、合成指数のベンチマークとファンドとの差異が大きくなっていきます。

債券インデックスファンドとREITインデックスファンドは、金利や配当込みの指数を設定しているので、ベンチマークを超過することがありません。


すべて配当込み指数がベンチマークのだと不自然な結果にならない


<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)は、eMAXISバランス(4資産均等型)とまったく同じ資産配分で作られたバランスファンドです。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)のベンチマークは、国内株式をTOPIX(配当込み)、海外株式をMSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)、国内債券をNOMURA-BPI総合、海外債券を シティ世界国債インデックス (除く日本、円換算ベース)を25%ずつ組合せ合成したものです。

<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)のベンチマークとの差異
画像元 <購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)のマンスリーレポート(2016年9月末)(PDF)

すべての指数が株式配当や債券金利込みの指数となっていますので、[ベンチマーク - コスト]というファンドのマイナス要因が単純でわかりやすい。

インデックスファンドもバランスファンドも配当込み指数が比較がシンプルで良い


やはり投資家視線で月次レポートや運用報告書を見るのなら、[ベンチマーク - コスト]というファンドのマイナス要因が単純でわかりやすい配当込み指数を採用してくれると嬉しい。

最近は、日経平均株価(日経225)に連動するインデックスファンドでも、配当込みである日経平均トータルリターン・インデックスをベンチマークしたものが登場するようになりました。

このような配当込み指数への流れは歓迎であると同時に、eMAXISバランスのような「配当込み」と「配当抜き」が混在するファンドのチェックする際にはファンドのプラス要因やマイナス要因が何なのかを忘れないように気をつけましょう。
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