Vサイン 喜び

松井証券が投信販売を18年ぶりに再開しました!

松井証券は90年代末に投信ビジネスから撤退しているので、自分にとっては再開というよりは開始という印象が強いのですが、なにより中身が強烈で松井証券の本気度がわかります。

  • 投信すべて低コストなインデックスファンド
  • 松井証券の投信ビジネス再開への道のりは知っておくべき投信黒歴史
  • 利用料無料のロボアドバイザー「投信工房」
  • 「リバランス積立」(特許出願中)、「毎日積立」などメニューが面白い

投信すべて低コストなインデックスファンド


松井証券の取扱う投資信託にはアクティブファンドがありません。
信託報酬が高くつくアクティブファンドがなく、選択肢が低コストなインデックスファンドしかありませんので「インデックス屋」のような清々しさです。

投資信託のページで確認できたインデックスファンドシリーズ

i-mizuho(ブラックロック)
eMAXIS(三菱UFJ国際)
SMT(三井住友トラスト)
インデックスe(三井住友トラスト)
<購入・換金手数料なし>(ニッセイ)
たわらノーロード(AM-One)
三井住友・DC(三井住友)
※確認できた順

コスト革命後の超低コストインデックスファンド「購入・換金手数料なし」「たわらノーロード」「三井住友・DC」と、コスト革命前の「i-mizuho」「eMAXIS」「SMT」「インデックスe」が混在しています。

野村アセットマネジメントの「Funds-i」や大和証券投資信託委託の「iFree」はありません。

松井証券の投信ビジネス再開への道のりは知っておくべき投信黒歴史


もともと投信ビジネスから撤退した理由がスゴい!

撤退の理由は、当時、販売額の2~3%もしていた投資信託の販売手数料を、個人が低コストで資産運用を行えるようにすることを目的として一律1%に引き下げる方針を発表したところ、全ての投信運用会社から商品供給が停止してしまったことにあります。


なにこの暗黒時代…。運用会社にとって得にもならない販売手数料の引き下げをしたら商品提供が停止されたなんて、どれだけ運用会社は販売会社の家畜だったんだ。

まともなことをした松井証券を、まともじゃない他販売会社によって潰されたのかと想像できます。

 参考  松井証券が89本の投資信託を新規取扱い、(なんと)そのすべてがインデックスファンド! カン・チュンドのインデックス投資のゴマはこう開け!

利用料無料のロボアドバイザー「投信工房」


松井証券 投信工房

2016年はネット証券でもファンドラップサービスが活況となりましたが、松井証券の『投信工房』はファンドラップに対抗するサービスです。

その利用料は無料で、ポートフォリオの提案から運用中もサポートしてくれます。
松井証券の口座を持っていないので使用感などはわかりませんが、ポートフォリオの提案はロボットアドバイザーのようです。

簡単な8つの質問に答えるだけでお客様一人ひとりに最適なポートフォリオを提案します。
投信工房は、世界中のプロの投資家に利用されている現代ポートフォリオ理論を元に設計されています。

投資信託の取扱いを開始します~ポートフォリオ提案サービス「投信工房」も同時リリース~ | 松井証券


なにしろ取扱投資信託がすべて低コストなインデックスファンドばかりです。
松井証券によると提案するモデルポートフォリオのトータルコストは年間0.35%程度とのこと。
提案されたファンドが高コストなアクティブファンドだった…というオチがないので安心です。

「リバランス積立」(特許出願中)、「毎日積立」などメニューが面白い


投信工房の機能にある「リバランス積立」(特許出願中)、「毎日積立」などメニューが興味深い。

「リバランス積立」があることによってバランスファンドを不要になり、ポートフォリオ提案サービス「投信工房」の利用価値を高めているのでしょう。

松井証券の取扱投資信託にはインデックスファンドがあってもバランスファンドはありません。

「リバランス積立」があることによって、無コストで資産配分を維持することが可能になりますのでファンドラップを必要とする余地がありません。

他にも「毎日積立」(積立のペースは毎月、毎週、毎日など自在)があるので、「リバランス積立」と組み合わせれば毎週や日々の単位で資産配分を自動調整してくれます。

これを無料でやってくれるのだから「ほったらかし投資」の最終究極形態なのかもしれません。

ただ、注意点として「リバランス積立」は資産規模が小さいうちには積立の範囲内で調整が可能ですが、ある程度の規模に達すると積立だけでは対応できない乖離が起きることもあるでしょう。

 参考  積立てリバランスは資産運用初期段階のみ(2012-08-19)

それでも「リバランス積立」サービスそのものはポートフォリオ管理をおまかせできる素晴らしい可能性を秘めています。

この「リバランス積立」は特許出願中と書かれていますので、他社が同じようなサービスで追随するのは難しいかもしれません。
そうなると「リバランス積立」に興味がある人は松井証券の一択となります。



今回のプレスリリースによって個人的には松井証券に対して非常に興味を持ちました。

資産運用をインデックスファンドのみで完結、国内ETFや海外ETFを活用しない人にとって、SBI証券・楽天証券と型を並べるオススメ証券会社と言っても過言ではないでしょう。

松井証券さん!グッジョブ!

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