ひふみ投信 ためて、ふやして、進化する。

以前に告知していたひふみ投信の藤野英人さんがカンブリア宮殿に登場しますを観ました。

テレビでの特集なので基本的に視聴者に興味をもってもらうために過激な演出となりがちですが、ひふみ投信の保有者ではない自分にとっても「良いアクティブファンドだな」という感想でした。

ひふみ投信とはどんなアクティブファンドなのか?Yahoo!ファイナンスの概要を引用します。

ファミリーファンド方式で運用。主要投資対象は、国内外の上場株式。長期的な経済循環や経済構造の変化、経済の発展段階等を総合的に勘案して選ばれた国内外の株式市場のなかで、長期的な産業のトレンドを勘案しつつ、定性・定量の両方面から徹底的な調査・分析を行い、その時点での市場価値が割安と考えられる銘柄に長期的に選別投資し、信託財産の長期的な成長を図る。9月決算。

ひふみ投信【9C31108A】概要 - Yahoo!ファイナンス

会議室だけで銘柄分析は終わらない!アクティブファンドで大事なのは今も昔も企業訪問


時代は変わってもやはり足で稼ぐのは大事であることを再認識しました。
スマホ時代の現代では、手のひらの中に世界中の情報が詰まっています。

それでも大切なのは、ネットでの評判や決算資料だけでなくファンドマネージャー自身が企業に出向き、経営者の考えや社員の雰囲気など自身の目で見た光景や経験という肌感覚で投資を決断していくアクティブファンドが平均的なアクティブファンドに勝てるんだなぁ~という印象でした。

米国でもかつてマゼランファンドを運用していたピーター・リンチの自身の仕事部屋は、ファンドの保有銘柄やチェックしている銘柄リストの資料で埋もれていたけど、実際に会社製品を使ってみたり、会社に訪問して雰囲気など感じることを重視しました。
※どこかの本で読んだ記憶より

テレビでは高リターンばかりが目立つけれど


ひふみ投信は今日現在の基準価額は37793円と、2008年10月1日に設定されたファンドなので年利15%超のハイペースで9年弱もの期間を駆け抜けてきました。

この驚異的なハイペースをテレビでは「下落時でも下げ幅が少ないのがひふみ投信の特徴」と伝えていました。下落時に粘り上昇時に上昇していくイメージ!?

国内株式という単一のアセットクラスでのリスク管理は、ポートフォリオ(銘柄)を均等配分にしたりリバランスをすることが基本かと思いますが、具体的にどのような行動をしているのか…そんな運用手法もテレビで知りたかったところです。

テレビとは言え、あまりにも高リターンばかり注目されるのは逆に引きます^^;

ひふみ投信なら誰でも儲かると思うのは幻想


カンブリア宮殿を観て、ひふみ投信に口座開設をしたり、既に証券口座を開設している人は「ひふみプラス」に投資する人も急増してくることでしょう。

ただ、これからのひふみ投信がいままでのひふみ投信のように高いパフォーマンスを維持していけるのかは誰にもわかりません。

実際、ひふみ投信はいままで投資してきた国内の小型株中心だった運用から大型株にも視野を拡大してきたり、最近は国内株式のみならず米国株式への投資も検討しています。

 参考  ひふみ投信の米国株組み入れに思う国内株式アクティブファンドの限界

いつまでも投資したいと思える新興企業を発掘できるのかは不明です。
自身の買付けで株価のインパクトが大きくなりすぎてしまえば、パフォーマンスが平凡になることもあるでしょう。

今回の放送で短期的に大きな資金流入が起こるかもしれません。
買いきれないほどのキャッシュが積み上がることもリターンの鈍化になりそうです。

ひふみ投信への既存の長期投資家による購入と違い、短期的な資金流入はチョットした株価の調整でもファンドの資金流出が起こってしまう可能性も考えられます。

驚異的な高リターンのひふみ投信でも儲けられない個人投資家はいるはずです。
大事なのは長期投資のファンドに長期投資で買い支えられる投資家でいられるかどうかかも。

ひふみ投信最大のリスクはカリスマファンドマネージャー!?


テレビを観て感じたことのひとつに、ひふみ投信のようなアクティブファンドが増えることこそが、国内株式市場の活性化にもなるし効率的になる道ではないかと思います。

そういう意味でも「ひふみ投信」のような真っ当なアクティブファンドが活躍するのは大歓迎!
常にTOPIXや日経225などに連動するインデックスファンドをアウトパフォームして、アクティブファンド業界を引っ張る存在になって欲しい。

そうすれば第2第3のカリスマファンドマネージャーによる真っ当なアクティブファンドが登場してくることでしょう。

ひふみ投信に限らずすべてのアクティブファンドに言えることなのですが、藤野さんのようなファンドマネージャーが健在なうちはファンドは買い継続でいいのですが、いつかファンドマネージャーが交代する時がひふみ投信に限らずアクティブファンドの正念場かと感じました。

時代とともに栄えた伝説のファンドという響きはカッコイイものですが、ファンドの恒久的な継続性や運用方針の変化(普遍性)など、アクティブファンド特有のリスクがあることを理解することは大事かな。

そのあたりは運用報告会や運用レポートなどをチェックしていく必要はありますし、投資信託といえどもアクティブファンドは「ほったらかし投資」のようにはいきません。

追記テレビ登場後のひふみ投信(ひふみプラス)も売れ行きが絶好調のようです
やはりテレビの影響は凄い!ネット証券の投資信託ランキング2017年2月

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