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画像元 すべて「GPIF channel」より抜粋

当ブログは、画像や表・グラフなどを用いる時もありますが文字を中心に書いています。

インデックス投資のユーチューバーが誕生すると面白いのですが、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)ではYouTubeに「GPIF channel」があり、動画で運用状況などを解説しています。

正直に言って、これ5分程度の動画なのですが、重要なポイントをしっかり抑えていて毎回視聴するたびに長期分散投資が重要であることを学ばさせてくれます。


どんな内容なのか、過去最高益となった2016年第3四半期(10~12月)の運用状況からチェックしてみました。

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まずは、2016年第3四半期(10~12月)とはどのような時期なのかを切り取り。
GPIFの運用状況は月報のような速報ではなく、数ヶ月遅れでの発表となりますので、グラフの濃い部分のように「ここから↔ここまで」がわかりやすいのが印象的です。

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この期間での収益率や収益額の報告がこちら。
運用資産の総額も書かれているのがポイント、これがないと「何兆円も損した」とか損失があった時に必要以上に不安を煽るメディアもあります。
もちろん短期的にはリーマン・ショックのような大きな下落時には全アセットクラスが急落する場合もありますが、長期的にはそれぞれ独自に動くものであり相殺しあうことで、単一のアセットクラスへの投資よりボラティリティは下がります。
収益額の中の利子・配当収入が書いてあるのも良心的。運用をして生み出した利子・配当は再投資されますから複利で運用されていきます。

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現在のGPIFのポートフォリオの確認。
以前から思っていたのですが、国内外4資産の均等配分ポートフォリオに似ていませんか?
国の年金運用の超超…ミニ版として自分のNISA口座で積立している<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)も概ねこんな感じなんだなぁ~と感じながら動画を見ています。

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これ一番好きなグラフで、利子・配当収入が右肩上がりに増えているのがわかります。
リスク資産に投資をしているので、累積収益額がマイナスになる時期もありますが国内外の株式や債券を保有している限りは配当や利子は獲得し続けます。
利子・配当収入などのインカムゲインを再投資して運用をしていけば、いつかはGPIFの運用資産額が200兆円を突破すれば、積立金に対して2倍のリターンを獲られる日も来ることでしょう。
そこまで来ると元本割れの可能性はかなり少なくなり、野党のGPIF批判も少しは緩和される!?

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青い面グラフが累積収益額で、オレンジ色の棒グラフが時期毎の収益率です。
短期的にはマイナス方向の棒グラフが見えることもありますが、画像のちょうど真ん中あたりのオレンジ色の下げ幅がサブプライム・ショック(07年)とリーマン・ショック(08年)です。
当時はホントに毎日が大暴落という感覚で、自分自身も会社が消滅したり転職したり転職(出戻り)したりと大変な時期でしたが、今になって振り返ると「明けない夜はない」ということを実感。
あの頃には戻りたくないが、あの頃の体験(投資していたこともブログ書き続けていたことも)があるのは財産なのかもしれない。



さて、今回はGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の動画チャンネルを紹介しましたが、各運用会社のインデックスファンドも動画で運用報告してみると面白い。

企画モノで新ファンドの解説やポートフォリオの変更などを動画解説することはありますが、年1回でも四半期でも運用状況報告を定期的に動画をアップしてくれると嬉しいです。

GPIF運用状況動画を見ても、グラフ資料とナレーションだけなので、そんなにコストをかけて作っているようには思えないしどうでしょうか?

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