年金 老夫婦

ちょっと前の話ですが、厚生労働省の「確定拠出年金の運用に関する専門委員会」の第1回が開催されたときに、「確定拠出年金の指定運用方法の選定基準」つまりはデフォルトファンドを低金利の預金に設定されないで、ターゲットイヤーファンドやバランスファンドといったリスク資産での投資を促すような話題がありました。

確定拠出年金における運用の改善について(PDF)
DC法改正におけるデフォルト商品の考察(PDF)

日本でも貯蓄から資産形成の流れの中で、2018年6月にデフォルトファンドの基準が省令で示される。改正後はすぐさま米国の様にはならないまでも、バランスファンドやターゲットイヤーファンドなど定期預金以外の商品が指定される場合もあり、投資信託保有比率の大幅な拡大が予想される。

引用元:iDeCoでほったらかし運用?!「ターゲットイヤーファンド」の実力とは - モーニングスター


モーニングスターのコラムで思い出しました(;・∀・)
デフォルトファンドが変わったとしても定期預金のような安全性資産にしたい人は変更すればいいですし、現状の定期預金のような安全性資産がデフォルトファンドでは満足できずにリスク資産へ投資したい人は自分が気に入った投資信託に投資すればいいだけの話。

そういう意味ではデフォルトファンドが変わっても変わらなくても結果は変わらないものだと思いがちですが、デフォルトファンドが変わると結果は大きく変わります。

 参考  仕組みを変えれば世界が変わる

上記の記事ではデフォルトファンドではなく、ドナーカード(臓器提供意思カード)の話なのですが、日本人に限らず人間は最初の設定から動かない傾向にあることがよくわかります。

デフォルトファンドが変わると、貯蓄思考とも言われる日本人の金融資産の割合も長期的には大きく変化するのは間違いない。
それほど定期預金以外の商品が指定されるデフォルトファンドの変更は大改革だと感じています。

もちろんデフォルトファンドが定期預金より高リスクな投資信託になることで、企業型DCではiDeCoの担当者の説明が今まで以上に重要になることもあるでしょう。

それでもiDeCoは途中引き出し不可の長期投資が前提の制度なので、iDeCoでは定期預金以外の投資商品に自然に向かうような仕組みになるほうがいいと思った次第であります。

その結果、iDeCoによる長期投資の成功体験者が増えることで、少しずつ着実に日本人の金融資産の割合は大きく変わっていく。

その起爆剤がiDeCoであり、成功するかどうかはデフォルトファンドのリスク資産化が重要な鍵になっていると考えています。
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