コツコツ 積立 積み上げる

日本経済新聞によると、SBI証券の投信積立が好調で、6月の投信積立による資金流入が約65億円に上り、大手の証券会社に匹敵する水準まで来ているとのこと。

 参考  SBI証券の投信積み立て、月間60億円強に:日本経済新聞
投資信託を積み立てている口座が2017年6月末時点で約16万3000件。6月は積み立てによる資金流入が約65億円に上り、大手の証券会社に匹敵する水準だ。投信販売全体に占める割合も約15%に達した。

引用元:SBI証券の投信積み立て、月間60億円強に:日本経済新聞



  • 投信積立をしている口座が16万3000件
  • 積立による資金流入が約65億円

ザックリ計算してみると、一人あたり平均4万円ほど投信積立設定していることになります。

SBI証券 投資信託積立の状況

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SBI証券 > 会社情報 > 顧客中心主義に基づく業務運営の実施状況

SBI証券 iDeCo拠出金額(投資信託)の状況

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SBI証券 > 会社情報 > 顧客中心主義に基づく業務運営の実施状況

SBI証券全体の口座数(384万口座)、NISA口座(97万口座)や、預かり資産残高(10兆8千億円)と比べると、投信積立の時代が来たとは言い切れないレベル(来ている程度!?)ですが、単純計算で年780億円が自動的に増えていく仕組みはSBI証券の会社経営にとっても強みとなる事業のひとつに「投資信託の自動積立」が存在を大きくしています。

投信積立をする投資家は、投資信託を取扱う販売会社にとっても、ファンドを運用する運用会社にとっても非常にありがたい存在です。

販売会社にとっては、売買を繰り返すトレーダーと違い、安定した収入増が見込めます。
ETFや株式などは基本的に売買手数料で稼ぐしかありませんから、販売会社の収入が株式市況に左右されてしまいますが、投資信託は保有しているだけで信託報酬として販売会社の取り分少しずつでも確実に得られます。
積立効果により投信の保有残高が右肩上がりに上昇すれば、販売会社の収益も上昇します。

運用会社にとっても、投信積立は安定した運用が見込めます。
積立ではない一般販売されている投資信託の場合、個人投資家は相場が高値圏のときは強気に投資信託を購入していき、安値圏のときは弱気になり投資信託を売却する傾向があります。
投信積立なら毎月一定金額の設定が見込めますので、高値圏でも安値圏でも膨大な設定にならずにコツコツと安定した資金流入で運用も神経質にならないメリットがあります。

積立ランキング(設定件数)


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EXE-i新興国株式ファンドたわらノーロード 新興国株式SMT新興国株式インデックス-
ネット証券の投資信託ランキング(2017年6月)より抜粋

さて、SBI証券の積立投信ランキングを見ると、低コストなインデックスファンドを中心に顧客が最新情報をよくチェックしていることがわかります。

マネックス証券やカブドットコム証券では、旧来の投資信託がランキング上位に健在していますから、最新情報をよく知っている顧客はSBI証券(楽天証券も)であると言えそうです。

日本経済新聞によると、投信販売全体に占める割合も約15%に達したているようですが、将来的には50%くらいは見込めるポテンシャルがあるのではないか?…と考えています。

いままでの投資は、ある程度の年収がある人が余力資金などで株式投資や投資信託を購入していたのかもしれません。
でも、現在は小額から投信積立ができるインフラが整備されてきたので、最初からコツコツ投信積立をしている若年層の投資家が増えている実感があります。

つみたてNISAも2018年から始まりますし、この流れは拡大していくことでしょう。
いつかは投信積立による月間の資金流入が100億円や200億円を突破するなんてニュースを見る日が来るかもしれませんね(^^)
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