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eMAXIS Slimシリーズの3ファンド(先進国株式・新興国株式・8資産均等型)の運用管理費用(信託報酬)が引き下げられることになりました。

現在、保有コストである運用管理費用の最安値インデックスファンドはeMAXIS Slimシリーズなのですが、7月13日、8月21日と相次いでライバルであるニッセイアセットマネジメントの購入・換金手数料なしシリーズが信託報酬引き下げを発表していることから対抗措置として引き下げます。

業界最低水準の運用コストをめざす『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』信託報酬率の引き下げを実施|三菱UFJ国際投信プレスリリース(PDF)

eMAXIS Slim新信託報酬と購入・換金手数料なしとの比較



変更前変更後購入・換金手数料なし
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス0.1095%0.109%0.109%
eMAXIS Slim 新興国株式インデックス0.19%0.189%0.189%
eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)0.16%0.159%0.159%
※信託報酬は税抜き表示

赤太字が業界最安値ファンドなのですが、各アセットクラスでeMAXIS Slimと購入・換金手数料なしが完全に横並びとなりました。

熾烈な最安値争いは引き下げ開始日程にも


2018年7月25日からeMAXIS Slimシリーズ3ファンドの信託報酬が引き下げられるとのことです。

7月13日に引き下げられる<購入・換金手数料なし>ニッセイ新興国株式インデックスファンド(0.339%→0.189%)の単独首位は12日限り。

8月21日に引き下げられる<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(0.189%→0.109%)と<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(8資産均等型)(0.209%→0.159%)は引き下げ予定日より前にeMAXIS Slimが先行するカタチになります。

三菱UFJ国際投信とニッセイアセットマネジメントの2強時代はいつまで続く!?


かつて日本のインデックスファンドと言えばSTAMインデックスの住信アセットマネジメントとeMAXISの三菱UFJ投信がしのぎを削っていました。

コスト革命と呼ばれる頃から三井住友アセットマネジメントの三井住友DC、DIAMアセットマネジメントのたわらノーロード、大和証券投資信託委託のiFreeなど様々な低コストインデックスファンドシリーズが誕生してきました。

上記で書いた運用会社の名称も合併により変わっているのもあるように低コストインデックスファンドの覇者もまた移ろいでいきます。

現時点でもっとも勢いのある運用会社は三菱UFJ国際投信とニッセイアセットマネジメントの2強。

もちろんこれから先が安泰だという保証はありませんが、両社のインデックスファンドが順調に資産残高を積み上げていくことは間違いありません。

ライバル他社も、特にiDeCoで指定商品に選定されている運用会社さんのインデックスファンドにとっては現状維持がリスクになりますので引き下げの検討をするべきでしょう。

eMAXIS Slimシリーズは業界最低水準を目指し続けるインデックスファンド

言うは易く行うは難しという言葉があるように、有言実行は難しいものです。
この難しい信託報酬引き下げを即座に実行してくるeMAXIS Slimシリーズはやはりスゴいです。
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