京都 和の世界

京都大学と東京証券取引所は、TOPIXや日経平均株価、JPX日経400といった国内株式指数に、新たな株価指数を開発のための共同研究を進めているようです。

新指数開発に向けた共同研究開始に関するお知らせ|日本取引所グループ
投資研究教育ユニットと株式会社東京証券取引所は、新株価指数開発に向けた共同研究契約を締結しました。(2018年7月1日)|京都大学
投資できる株価指数がほしい|川北英隆のブログ

新しい株価指数を共同開発する趣旨は、「投資するに値する株価指数がほしい」ことに尽きる。
プレス発表では僕のコメントとして、「共同研究を通じて、日本株を長期的に運用する投資家にとって有用な新たなベンチマークの開発を目指します」とある。同じ意味である。

投資できる株価指数がほしい|川北英隆のブログより引用


要約すると、日経平均株価やTOPIXでは満足できない投資家のために200社程度で構成された株価指数を開発するようです。

たしかにメジャーどころの日経平均株価・TOPIXにしても欠点を探せば見つかります。

ただ東証と京都大学による新しい株価指数は、スマートベータのJPX日経400とどう違いがあるのかよくわかりません。

変な銘柄を除外するという意味では、ファンダメンタルズインデックスとなるのですが、日経平均株価やTOPIXに代わるメジャーな株価指数になれるのかどうかは疑問です。
むしろGPIFも部分的に投資しているJPX日経400のほうが銘柄の分散(400>200)も多い。新しい株価指数は今さら感もあります。。

新しい株価指数を投資対象としたインデックスファンドが設定されるとして売れる商品になるのかも微妙な感じがします。

インデックス投資家は、「これこそがベストだ!」というような気持ちで投資しているのかというと、案外そんなことはありません。

「これくらいでいいや」というアバウトさを持って時価総額加重平均に向き合っているものです。もちろんインデックス投資本を読んで理解を深めていることもありますが。

TOPIXには利益の上がらない万年低位株のような銘柄も保有していることでしょう。
それでもそれらはそれ相応の株価を形成しているのであって、株価指数全体でみた影響度は極めて微小だったりします。

完璧な株価指数を追い求めていくことは、銘柄入れ替えで割高な株価で掴まされる可能性もありますし、それならばTOPIXで構わないというのが現状です。

仮に興味をもつ新しい株価指数があるとすれば、日本の証券取引所が1箇所に集約されて新興市場の小型株から東証1部の大型株までオールジャパンの国内株式指数があれば欲しいかなってところです。
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