72の法則って便利な公式があります。
これは72に求めたい利回りを割る・・・すると元本が2倍になるのに何年かかるのかがわかります。
例えば株式投資の期待利回りが8%ならば9年で2倍になりますよ?って理屈です。
個別銘柄でも同様に考えるとPER10倍の株なら逆数である株式益回りは10%だから7.2年で2倍に理屈ではなります。



ただ72の法則は元となるデータが理論上の数値だから実際にその期間で2倍になっているのかと言うと疑問です。
超長期から見たデータは参考にはなるけれど現実はもっと難解だし利益そのものが憑依的

利益=株式リターンって考えるほどマーケットは甘くないって話です。



じゃあ結論は72の法則は役立たずって話ではなくて使い方に入ります。
現実に吐き出した配当(分配金)利回りなら使い勝手が良いと思います。
つまりは株価(基準価額)の変化は一切無視してインカムゲインのみ注目します。値上がり益なんてはじめから期待しません。
仮に1万円(1万口 )あたり毎月100円の分配金を出すファンドが基準価額1万円で売っていて1万円で買うとします。

配当利回りは年間の配当トータル1200円×0.9(2007年現在の税金)
を購入した価格1万円で割ると答えは10.8%です。

単利で考えれば投資資金1万円を年間受け取り額1080円で割った9.3年で投下資本を回収出来る計算です。
でもこのブログや相互リンク先を見ている大半の個人投資家は複利で考えているから単利の計算式では意味ありません。
1年で1080円受け取ったなら2年目は全額再投資後の11080円での運用なります。
こうなると計算は複雑になりますが72の法則を使うと・・・

72÷10.8=6.7年

簡単に答えが出せますね?再投資することで単利より投下資本の回収が2.6年も早まりました。
これを勝手に「投資回収年数」と呼んで分配型ファンドを購入した時は確認しようと思います。

回収期間法(日本政策投資銀行より)

投資金額をプロジェクトのキャッシュフロー何年分で回収できるかを図る方法。
投資後のキャッシュフローを事業開始1年目から累積していき、当該累積額が当初投資額に等しくなった時点 までの期間が投資回収年数となる。
極めて簡便な投資判断指標ではあるものの、キャッシュフローの時間的価値 を無視している点、回収期間以降のキャッシュフローの価値を度外視している点等において弱点がある。

ちなみにこのやり方はインデックスファンドには使えません。
無分配&低コストを追求するインデックスファンドには値上がり益だけを求めているし始めから分配は期待しません。
反対の性格を持つってことはバランスがいいってことなのかも知れないと最近は感じます。
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