昨日の記事【結論】日本はETF王国になる【手紙到着!】の続きです
まずは書いた手紙の返事です

挨拶を飛ばします・・・。

さて、このたびは、大変貴重なご意見をいただき誠にありがとうございます。
個人投資家の皆様のETFに対する関心の高さを改めて認識させていただき、厚く御礼申し上げます。

ご存知のように、我が国のETFに対する制度は、欧米に比べ大変厳しい規制の下にあり、機動的な商品組成が事実上不可能でありました。
しかし、昨年金融庁から発表された資本市場強化プラン、それを受けた金融商品取引法、投信法施行令の改正により、ようやく業者の創意工夫の余地が開けて参りました。
番組でも申し上げましたとおり、今夏以降、皆様のご期待を裏切らない商品が弊社に限らず多数登場してくるのではないかと考えております。

乗り越えるべき困難な課題は山積しておりますが、少しずつでも投資家の皆様のご期待に沿えるよう努力して参る所存ですので、今後とも温かくも厳しいご意見を贈れれば幸甚でございます。

挨拶を飛ばします・・・。

平成20年6月17日
野村アセットマネジメント株式会社
商品企画部 田畑邦一



平凡な返答に見えますか?見える人にはそう見えるかも知れませんが・・・これは大前進です!
ハッキリ言ってETFを作る会社なんて指で数える程度しか存在しません。どこが何をやるなんてすぐわかるような業界だと思います。

前回の世界最大シェアのバークレイズと今回の国内最王手である野村アセットマネジメント・・・手紙には1ヶ月も違いはないけれどこの1ヶ月はETF業界にとって重要な1ヶ月だったのが如実にわかります

以前のバークレイズの手紙では

弊社では、現時点での重複上場の実現には、実務面等で議論されるべき点がまだ存在していると考えており、市場関係者の皆様と頻繁に意見交換を行っております。


とあり、今回の野村AMの返事でも

ご存知のように、我が国のETFに対する制度は、欧米に比べ大変厳しい規制の下にあり、機動的な商品組成が事実上不可能でありました。


・・・とあります。

これは自分が以前に書いた記事ETF取材で見えてきた ある仮説にある

もうひとつ疑問に思ったのが手続きです。海外ETFを金融庁に届出を出したからと言って国内の取引所ですべてが買えるわけじゃないのは周知の通り
何で金融庁に届出が出ても国内に上場していないのかと言う素朴な疑問をぶつけて見たらどうやら・・。

海外ETFの手続きとそれをいざ国内の証券取引所に上場させる手続きはまったく別で
天と地ほどの申請の手間が違うらしい(汗)


ここ(金融庁)の無駄に面倒くさい手続きも変えなきゃ海外ETFの充実は望み薄な気がします




・・・

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僕らは明日への扉を開けたくてノックしたり殴りつけたり蹴り開けようと(これは自分か?)様々な試みをしてきました
その扉が最近、少し開いてその向こう側を覗いてみると心地よい風が吹いていると思いきやダムの水が放水されたかの様な展開に夏以降が期待されます

なんて事はない。こちら側で蹴り開けようとした明日への扉の向こう側では同じようにこちら側に向かってETFの扉を蹴り開けようとしていたのです

この手紙の内容には重要な点として太字にしましたが

今夏以降、皆様のご期待を裏切らない商品が弊社に限らず多数登場してくるのではないかと考えております。


・・・とあります。業界のひとが言うのだから紛れもない事実で競争原理が働いている状態です。
年内には予想以上に海外指数連動ETFが上場しているでしょう。これは断言します!

どこか1社が始めだしたらすべての運用会社が追随して来るでしょう。それがステート・ストリートかも知れないし他社かも知れない

ただETFと言う名のはずみ車は回り始めましたようです

はずみ車を回し続ければ、最初は重く、ゆっくりにしかまわらないはずみ車が、やがて加速度をつけて回転し始め、それでも押し続ければ、そのうち信じられないほどの勢いで勝手に回りだす・・・。



日経ヴェリタス「ETF、不振の理由」まとめ


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