先日に受けた取材の記事が掲載されました。日経ヴェリタス スクランブルのETFにも「信用リスク」です

実は今回、自分のわがままで注文を付けた結果、編集段階でコメントの入る場所がなくなってしまいどこにも載っていません。
残念だけどまぁよくあることだと思って気にしないで内容の紹介に向かいます

まずは出だしの

最近、仕組み債の一種である「リンク債」を組み込んだタイプが増えており・・・

事情説明からはじまります。この辺りは購読者でなくとも誰でも閲覧可能ですね?

なぜリンク債を組み入れるのか?メリットは

背景には「新興国市場などの取引インフラが未整備」(野村アセット)という事情がある。
株式の受け渡しが遅れるといったトラブルが起きやすく、運用目標とする指数(ベンチマーク)と実際の運用成績とのズレ(トラッキングエラー)が生じるリスクがある。

これは理解できます。完全法のETFで新興国市場などの取引をすると売買の早さに市場が間に合わないでしょう?
たしかどっかのサイトで発注してから注文完了までの時間を0.数秒から0.0数秒にするための設備投資を大証が・・・って記事を見たことあります(出所不明汗;

次にデメリットですがこれはもう簡単で

信用リスクが気になる

ファイナンシャルプランナーの尾藤峰男氏


そしてETFの本場である米国の事情へと進みます

米国ではリンク債そのものを取引所に上場するETNと呼ばれる商品が2006年に登場した。
米シティグループによると、米国のETNは7月末時点で88本、運用資産約7400億円に上る。だがシティのマネージングディレクター、デニス・エマニュエル氏は「今後も増加基調が続くかどうかはわからない」という。
商品指数に連動するETNが多く、相場の先行き不透明感から投資家の人気が離散しているのが一因だ。

リンク債発行体の信用力が価格に悪影響を与えた例もある。米証券大手ベアー・スターンズの経営危機が表面化した3月、同社が上場させたETNに売りがかさむ場面があった。JPモルガン・チェースによるベアーの救済買収でことなきを得たが、関係者をひやりとさせた。


けっこうな本数がありますね?88本ですか?やはりETNと同様の指数であるETFの選択肢があれば投資家ならETFを選ぶでしょうから「今後も増加基調が続くかどうかはわからない」にあるように市場の発展次第でETNはいずれ淘汰されるのかも知れないですね?
発展途上の証券市場が生んだ一種の突然変異になるのかどうかは誰にもわかりませんが「投資家の人気が離散しているのが一因」で選択肢にETFがあるのなら不要な商品でしかないでしょう・・・ETNは。

自分のブログでの投票結果でも今日現在で『前向きに検討する』の倍以上の個人投資家が『リンク債が入っているのはいやなので買わない 』と答えています。


前向きに検討する20.6%
リンク債が入っているのはいやなので買わない47.6%
詳しい情報がないので、買うべきか買わないべきか判断できない31.7%

悲しいかな日本では欲しい商品がETFどころかETNですら存在しないのが現状なので米国は贅沢な悩みにも見えますが・・・うーん
「リンク債そのものを取引所に上場するETNと呼ばれる商品」があるのがいかにも米国らしいですね?
なんでも証券化する風潮が米国にはあります。当然証券化するといろんな証券が合成化されて、どこにリスクがあるのかわからなくなっていき・・・セオリー通りの分散投資なはずが理解できないアセットを持ってしまうリスクになる場合もあります。
サブプライム・ローン証券問題がまさにそれですね?

そう考えると進んでいる米国が正しくて遅れている日本が間違っているのかどうかはわかりません。
・・・嘘です。遅れているよりは進んだ方が良いです。ただ進む道は堅実であって欲しいと願うのです。

次回は残りの記事とこぼれ話です。

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