投資銀行が邦銀に屈した日―キャピタルゲイン時代の次に来るもの投資銀行が邦銀に屈した日―キャピタルゲイン時代の次に来るもの
(2009/02/13)
北村 慶

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タイトルにある「投資銀行が邦銀に屈した日」とは三菱UFJが飲ませたモルガン・スタンレー出資の2008年10月13日であり
サブタイトルの「キャピタルゲイン時代の次に来るもの」とはもう一つの投資収益であるインカムゲイン(配当・利息収入)となる
文中では淡々と現在の金融危機の原因が書かれていますが一言では語れない非常にたくさんの要因が重なり合ってバブルを産み・・弾けたのがよく理解できます

まさに文中にある「壮大過ぎる犯人捜し」であり国境を超えた容疑者たちが複雑に絡み合った現象が今回の世界的な金融危機である

実際問題、今回の金融危機で欧米の金融機関は公的資金の投入で半国有化されているので今までの米国型の自由主義の風景はしばらく見られないでしょう

それらは

  • 短期利益重視→長期安定性重視
  • ROE重視→自己資本比率重視
  • 株主価値至上主義→預金流動性重視

こう著者の考える「社会民主主義的」秩序に移行する仮説は十分にあり得る話です

この変化に個人投資家がどう対応するべきか?

ETFを活用するなど簡単に説明されているが過去の著者の本で推奨していた投資手法とは多少違うので興味がある人は比較してみるのも面白いでしょう

どちらが正しいとか昔のやり方はダメという話ではありません

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