3/10には三菱UFJ投信さん主催によるブロガーミーティングを開催したようで参加したブロガーさん達が記事にしてくれています

その中でポイントのひとつになっていたのが新興国株式の異常な高コストでしたがどうやらこれは計算方法による問題で実際にはそれほど高いコストではなかったようです

ちなみに今回のブロガーミーティングはモーニングスターのファンドニュースで記事になっています
三菱UFJ投信がインデックスファンドの拡充を検討、ブロガーと追加候補のアイデアを議論 2010/03/11
気になる計算方法ですが梅ラン水瀬さんの記事でこう書いてあります
三菱UFJ投信の第2回ブロガーミーティングに行ってきました(その1) eMAXIS新興国株式インデックスの実質コストより

具体的には、

・売買委託手数料=期中の売買委託手数料/期中の平均受益権口数
・有価証券取引税=期中の有価証券取引税/期中の平均受益権口数
・保管費用等=期中の保管費用等/期中の平均受益権口数


で求めるが、各費用の分母になっている「期中の平均受益権口数」の定義が、「各月末の残存口数の単純平均」になっている。


これでは爆発的に伸びていく純資産とコストの測定にはまったく対応できないでしょう?
この計算式が成立するためには純資産が上がったり下がったりの成長が横ばいのファンドに限られてくるだろうし特に設定しはじめのeMAXISインデックスには不向きな計算方法です
成長する前の低い評価額が高コストに見える足かせってところなんですね

eMAXIS新興国株式インデックスの時系列データと受益権口数(億口)を自作
日付基準価額純資産(百万)受益権口数(億口)
2009/10/01957610.01
2009/11/0192712963.192
2009/12/01102147146.99
2010/01/019480142315.01
2010/02/019324195420.956
2010/03/0110012234523.421


受益権口数の計算方法はこちらを参考に保有口数=評価額/基準価額に変換

今回の例だと10~12月の月末平均だから3.3億口が分母になるが
決算日の1月26日で14.08億口 基準価額 9,794 純資産 1,379(百万円)
最新の例だと23.42億口・・・これだけ分母が違うと

売買委託手数料=期中の売買委託手数料/期中の平均受益権口数
有価証券取引税=期中の有価証券取引税/期中の平均受益権口数
保管費用等=期中の保管費用等/期中の平均受益権口数

これに実際に吐き出されたコスト以上の数値エラーが出て当然!?

eMAXIS新興国株式インデックスの様な買い一辺倒のファンドの実質コストはもしかしたら決算日の受益権口数で計算するべきなんじゃないでしょうか?
なぜなら・・・。

1年前の口数より現在の口数が伸びてきたのは間違いないし
現在の口数が1年後の口数より伸びていくのも間違いないでしょうから
※余程のインパクトのある出来事がない限り

では決算日の受益権口数で再計算すると「その他コスト」は86円からどんな数値に変わっていくのか・・・?

項目当期(円)再計算(円)
売買委託手数料296.8
有価証券取引税61.4
保管費用5112
合計8620.2

・・・ほらね!?ザックリ0.2%ちょっとで三菱UFJ投信の言う「その他コスト0.2%程度」そのまんまになりました♪

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