前回の記事国内年金基金が日本株↓新興国株↑にシフトでは企業年金や厚生年金など国内の年金基金が日本株の投資配分を減らしている話をしていましたが世界最大の年金「年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF) 」ではどんな考えをしているのかロイターが取材をしていました

GPIFの株式投資、著しい自国偏重はない=理事長 2010年 03月 31日

以下インタビューはすべて川瀬理事長

国内外比率について

「海外の年金基金も株式投資を開始した際に国内株からスタートした経緯があるため、自国の株式比率が高い。英国など他国に比べ、(GPIFの株式投資に)著しいホームカントリーバイアスはない」との見方を示した。
業界関係者によると、フランスや英国などの公的年金は株式資産に占める国内株比率が5─6割で、各国の株式時価総額が世界に占める割合を大きく上回っている。


新興国へのシフトについて

外国株に占める新興国株の比率を増やし「成長リターンを狙って行くという考え方は一理ある」としながらも、「中国やブラジルなど高成長中の新興国の恩恵を日米企業なども十分受けており、(GPIFの既存の運用が)新興国の成長を見逃しているとは言えない」と語った。また「新興国株投資は、カントリーリスク、為替リスク、財務指標の信憑性リスクなども考慮する必要があり、(投資を増やすべきかどうかについては)見方が分かれる」


リスクを取りにいくのは慎重派のようです。マーケットインパクトの大きいGPIFなら当然なのかもしれませんが

さらに、日本の高度成長期のように、高成長を続ける新興国では成長が減速した場合は不況色が広がり、企業収益も落ち込むため、「GDPの成長率が高い国の企業に投資することが必ずしもいいわけではない」との見方を示した。ただGPIFとしては新興国株投資について「いろいろな研究をしている」と付け加えた。


日本は問題先進国ですから後追いの新興国を見ると過去の日本の繁栄を没落を重ねてしまうのかもしれません

その他、現在の研究課題について

2010年度以降の年金給付に必要な流動性確保は重要な課題とみており、資産の管理ベンチマークとして採用中のTOPIX(国内株)、NOMURA─BPI総合(国内債券)について、「現金化する場合のコストや市場へのインパクトなどの観点から、国内株はTOPIXだけでいいのか、国内債券はNOMURA─BPIだけでいいのか、ということは引き続き研究課題になるだろう」と述べた。


国内株はTOPIXだけでいいし、国内債券はNOMURA─BPIだけでいいと思います
ヘッジファンドは不要ですしアクティブファンドも減らす傾向で良いと感じます
国内株をTOPIXだけではなくバリュー指数を取り入れてもバリュー自体が出来高の少ないものの集まりな一面もありますし難しそう・・・2部やジャスダックなどの新興市場も同様に年金運用では流動性に問題ありです

ここまで理事長のインタビューを見ましたが今日から新理事長の誕生です

GPIF新理事長に元日銀理事の三谷隆博氏を任命=厚労省 ロイター

新理事長の三谷隆博氏は今後のアセットアロケーション(資産配分)についてどう考えるのか?慎重派か改革派か現在はサッパリわかりません

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