最近登場した興味深いピクテのインデックスファンド

ピクテ・インデックス・ファンド・シリーズ-ブラジル株 マネックス証券

特徴的なのはブラジルの株式を購入するには昨年10月20日から始めた金融取引税により投資元本(利益ではない!?)に2%かかるのでファンド購入時に合計2.6%(取引税2%+売買コスト0.6%)の信託財産留保額をのせてしまうというアイデア!

こういうのは大賛成です。販売手数料として取られるより好印象です♪
このファンド説明会が先日あったのでブロガーさんがレポートしています
※自分は平日&都内の夜だったので不参加

ピクテ初のインデックスファンドはブラジルと中国。担当者「自分が欲しいものを作りました」 ファンドの海
「ピクテの新インデックスファンドシリーズに関する説明会」に参加してきました 吊られた男の投資ブログ
※ツイッター側の情報は自分がツイッターをしていないのでわかりません
さてさてこのファンドの説明を読んでいるうちに脳内は迷宮に迷い込んでしまいました・・・。

  • ブラジルに投資しているETFってどんなふうに金融取引税問題を解決したんだ?
  • あれほどの低コストに抑えて2%の金融取引税はどこから支払うんだ?
  • ファンド保有者が新規の投資家のコストを負担するのか?

そんな疑問をバンガード・インベストメンツ・ジャパン代表取締役の加藤 隆さんに聞いてみました♪

とよぴ~の質問

最近登場したピクテのインデックスファンドのコスト構造が興味深くなり、それを知るにつれバンガードの新興国ETFであるVWOがどうやって問題を解決したのか知りたくなりメールさせていただきました

問題点は

  • ブラジルが昨年10月20日から始めた金融取引税により投資元本(利益ではない!?)に2%かかる
  • その解決策にファンド購入時に合計2.6%(取引税2%+売買コスト0.6%)の信託財産留保額をのせる

知りたい点は
  • VWOにも問題のブラジルが大きな比率で入っていますが金融取引税施行前後の運用で何か問題が起こったのでしょうか?
  • ピクテの新ファンドでは保有者が新しい購入者の売買のコストを負担しないための措置がこの信託財産留保額なのですがVWOの場合は新規のブラジル株購入の度に以前からの保有者は損を被るのでしょうか?
    ※そういうイメージはないのですが・・・。
  • ピクテの新ファンドでは自動売買を止めることで100万円の購入と売却があった場合はそのまま売買をしないことでコストの増加を防ぐそうですがバンガード社のファンド運用はどうなっているのでしょうか?


バンガード・インベストメンツ・ジャパン代表取締役の加藤 隆さんの回答

VWOはETFですので、通常の取引は、上場証券取引所/セカンダリーマーケットを通じて執行されます。
その場合、中身の個別銘柄の売買は起こりませんので、ご指摘の株式売買にかかわるコストは発生しません。
したがって、信託財産留保金に充当する手数料は、VWOには設定されていません。


ちなみに、通常の個人投資家には関係しませんが、大口(例えば100億円単位の)注文については、ETFの追加設定が必要になることがあります。その際、当然中身の個別株式の購入が発生しますが、その場合は当該発注者に応分の負担をしていただきます。

また、ブラジルの金融取引税については、今のところ特に問題発生などの報告を受けていません。




なるほど納得です♪まず投資信託とETFの基本的な違いから考え直さないといけません

投資信託協会のページによるとETFは一般的な投資信託と比較して、次のような理由で信託報酬が低くなっています。

  • ETFは、一般の投資信託と異なり、信託報酬のうち販売会社に支払う部分がない
  • ETFは、インデックス運用なので、企業調査などのコストが少ない
  • 現物拠出型のETFであれば、株式などの売買を行う必要がないため、売買にかかるコストが少ない

もうちょっと詳しく説明すると

通常の投資信託の設定では、投資家から払い込まれた金銭で株式などの有価証券を買い付けますので買い付けにかかるコストが発生しますが、ETFにおける設定の場合は市場で株式を買い付ける必要がないため、その分投資信託としてはこうしたコストを低く押さえられます。
交換とは設定の逆で、運用会社が、投資家の保有するETFの受益証券と引き換えに現物株バスケットをお渡しすることです。交換によって投資信託の受益権口数は減少します。通常の投資信託では解約請求があった場合、投資信託が保有している株式などを市場で売却する必要がありますが、ETFの場合は、現物株バスケットをそのまま受益者にお渡しします。


同じ説明を数回繰り返してしまいましたが投資信託とETFでは株を買う仕組みが違うってことです
ETFでも大口の注文については設定することで対応しますがそれのコストについても当然ながらその投資家がコストを負担するという当たり前といえば当たり前の結論となりました

ブラジルに投資する場合の金融取引税を回避する方法としては海外ETF経由が支払わないで済むのですね?
今度は国内ETFでブラジルに投資しているアレが気になってきた・・・と思ったけれどアレは指数に投資しているリンク債でしたっけ?
そもそもブラジル株を買っていなければ金融取引税問題も起こらないでしょうね?現物を保有するコストを支払わない分、発行体リスクを受け入れることになりますが・・・。

自分の出したブラジル株投資についての結論

  • ピクテのアイデアは正しい
  • バンガードの海外ETF(VWOやVT)を買うのが賢い
  • 短期売買ならば1325が低コスト

あれ?STAMやeMAXISの新興国株式ファンドは金融取引税問題をどう解決したんだ?また迷宮・・・。

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