年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運営のあり方に関する検討会は23日、これまでの議論の中間とりまとめを発表しました

GPIFの分割案と現状維持案を併記=検討会が中間とりまとめ ロイター

公的年金の積立金約120兆円を運用する世界最大の年金基金であるGPIFを分割する意見と、現状のまま1組織で運用する意見を併記した。
運用対象や運用手法の見直しなどについても複数の意見を併記する形となったが、ガバナンス(統治)の強化については意見が一致した。

GPIFを分割する意見の理由

120兆円を1つの組織で運用することは国民に不安を与えるため、国債のみの安全運用部分と積極運用部分に分けて運用する方が国民にとって安心感がある


現状のまま1組織で運用する意見の理由

資産を2つに分けて運用するのは非効率なため、1つの組織で資金規模に応じた適切な管理方法を考えればよい


まずは現状のポートフォリオを確認してみます


超守備的布陣です(笑)学者さんが議論を重ねた末に出した回答がこのアセットアロケーションですが損を出すと「国民に不安を与えるため」になるのか?
そもそも「国債のみの安全運用部分と積極運用部分に分けて運用する方が国民にとって安心感がある」にはならないと感じます

分けて運用するとなると単純に人員が倍増します。自分ならば逆に人員を最小限に減らす・・・極端に言えば無人化させてしまえばいいのではないか?とまで考えてしまいます
要は基本ポートフォリオさえ構築できれば誰でも管理は出来る作業だし感情のないコンピュータが一番得意とする作業ではないでしょうか?
乖離すれば機械的にリバランスすればいいんですよ。人間の感情はその行動を邪魔する方向に向かいます。

あとは国内債券はどう見ても多すぎだがリスク資産が多いのも国民に不安を与えるのならば海外資産はフルヘッジすれば解決します
・・・と言うより年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の運営が為替ヘッジなしなのがホントに経済・金融等の学識経験者がだした結論?って違和感を感じます

現状のまま1組織で運用する意見に賛成で運用方針については再検討が必要と思います
今後の数年間はおそらく為替ヘッジはしないほうが運用成績が良い予感はしますが安全資産が国内債券のみに頼るよりはリスク資産である海外債券を安全資産に移動させたほうが「国民に不安を与えない」のではないでしょうかねぇ・・・?

追記

GPIFの運営は現行の運用体制を支持の流れのようです。よかったよかった

現行の運用体制を支持=GPIF理事長 ロイター

GPIFは資産の9割を外部に運用委託していることもあり、120兆円の資産を80人足らずで運用しており、「海外の公的年金運用機関に比べ、圧倒的に効率が良い運営体制になっている」。
同理事長は「国債とリスク性資産を一緒に運用することに支障は感じていない」と述べ、分割した場合は組織としての効率性が極めて悪くなると指摘した。


その通りですよ。むしろ運用を世界一のシンプル構造にして80人の人数は外部委託先を更に少なくする方向で向かっていって欲しいものです

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