ほったらかし投資と言えども、自分が投資しているファンドがどのような運用をしているのか年に1度くらいは点検しておきたいものです。
投資信託は決算期ごとに運用報告書が作成されて、自身で資産運用しているネット証券口座や運用会社のホームページからアクセスすることで確認できます。
運用報告書には「期中のパフォーマンス」、「組み入れ銘柄や資産配分」、「期中にかかったトータルコストとその内訳」、「当ファンドと代表的なアセットクラスとの騰落率の比較」などが書かれています。
正直、投資しているのならば読まなきゃ損の運用レポートです。
決算期ごとなので、年1回決算の場合は年1回作成、半期決算の場合は年2回作成されます。
毎月分配型投資信託の場合は年2回(6ヶ月分まとめて)のケースがほとんどです。
簡易版といえる「交付運用報告書」と、ファンドが投資している銘柄などの詳細もわかる「運用報告書(全体版)」がありますが、余程の投資信託マニアでなければ簡易版でも十分に中身を知ることができます。
それでは、自分自身もNISA口座で積立投資している<購入・換金手数料なし>ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)を例にして運用報告書の見方を解説していきます!