実際、読んでみて売りと買いの5法則を試してみようとする気はないのですがP.91~P.98にある決算情報の6つのポイントはよかった。
いやホントに予想外に素晴らしいです
何が良いって決算推移とデカいチャート、そこにポイントになる部分にチェックが入っていてコメントも簡潔で明瞭。
1ページに1企業の分析だからとても理解しやすい。
範囲は本の中では短い区間だけどこの部分だけは非常に好感がもてます。

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月別アーカイブ:2007年01月
ローソク足によるテクニカル分析を一切やらない自分がレビューするのも変な話ですが読みやすくて嫌な印象はありません。実際、読んでみて売りと買いの5法則を試してみようとする気はないのですがP.91~P.98にある決算情報の6つのポイントはよかった。いやホントに予想外に素晴らしいです何が良いって決算推移とデカいチャート、そこにポイントになる部分にチェックが入っていてコメントも簡潔で明瞭。1ページに1企業の分析だか...
知っている範囲内のブログではあまり買われていないようですね買ってもベンチマーク要員であったり最小限であったりです。まぁ買われていないのは実は当たり前な話で拝見しているブロガー達は皆、自分でアロケーションを組めるからでありその際のパフォーマンスを決して誰かのせいにしないからである。車で例えるなら自分でギア操作を行うMT車なのだ。思いつくところでMT車のメリットと言えば1.構造がシンプルだから自分でも...
可もなく不可もなくと言った印象ですかね。決算書の本は基本的にはどれも同じように扱われるので良し悪しの比較は難しいのかもしれませんその中でもこの本のよい部分と思えるのは良い意味で余計なことはあまり書かれていないことですね。ホントに必要最小限の事しか書かれていない感じです。例えば固定比率で安全性が確認できれば固定長期適合率を知る必要はないように…それと最小限しか書かれていないわりには繰延資産には換金価...
この本では別に長期投資の理論的な有効性や株式投資を行ううえでの投資手法などと言った類の話は皆無です。そして現在、投資を既に実践している人にはもはや必要のない一冊であり本書は投資に興味がある投資未経験者向けに書かれた内容である。そして読んでみると投資をすると将来はバラ色の未来が約束でもされているかの様です。これは少々危険な気がします。そんなに長期投資は素人が思うほど甘くはないぞと気になったのは著者の...
最後の著者紹介を見ると「バブル崩壊を言い当てた男」として一目置かれているらしいですね。しかしまぁよくぞここまで投資信託に対してイラストも上手く交えて批判するものかと思うと感服してしまいます。一通り読み終えて感じたのが著者はプロとはとても呼べないようなサラリーマンファンドマネージャーが運用するアクティブファンドを批判したいのだと思う。それを必死になってすべての投資信託を否定するからこの本全体を通して...
6つの国内外のファンドを運用するバランスファンドです。普通なら何本かある投資信託をバランスよく、そして定期的に初期配分へリバランスなんかをするのは本来は個人投資家本人がするべきだとは思う。でも本来は投資家のしていた作業をファンドが代行してくれている。...
このサイズの本って何か雑誌的な感じを受けて敬遠しがちになっていたのですがコレはいいですね。決算書の読み方の本はだいたい図表が多くなりがちで見づらくなりがちですがさすがにサイズが大きいだけあって見やすい。タイトル「ここだけ読もう」の言う通り短いページ数でも最低限はしっかり伝わります。最後に数社の企業を実際に検証する頃には苦手だった人にでもある程度は決算書が読めていると思います。ひとつだけ言うのならば...
どうなんでしょうね?本のタイトルを額面通りに考えるなら「買い時」「売り時」がコレでわかるのかと思うと疑問である。でもこんな感じの本を知っておくのは決して無駄にはならない。まず本中にはローソク足を筆頭にしたテクニカル分析は一切書かれていない。ここは素直に素晴らしい部分であると思う。内容は一貫としてニュースなどの材料分析である。様々な事例が出てくるのでどんな材料がどう株価に影響されていたのかを知るには...
内容の理屈は正しい。しかしこの本はあまり実践的ではない気がする。読み終えて感じたことは金持ちがより金持ちになる方法なのだ。例えるなら20~30代のポートフォリオ運用なら毎月の投資資金10万円さらに一括金として初期投資に200万円こんな金額を投下できる人ははじめから限られている。つまり一般大衆的ではないのだ。まぁ8割方が無理だとしても2割方の投資家には可能であるからそれなりにこの一冊には存在意義があるかもし...
まず表紙の星条旗を見て「何だこれは?」と思ってしまったが読んでみると内容は濃密で表紙とは裏腹に非常にまじめな1冊である。読んでいるとアメリカと日本での違いはあるが学ぶべき部分は多い。そんな中で日本について考えるとバンガード社のような本当に投資家のために運用してくれるファンドは皆無なんじゃないかと良い意味でも悪い意味でもアメリカの資本主義は羨ましくも思う。P.334にて「インデックスファンドが退屈なのは...
自動車はだいたい数年のサイクルでフルモデルチェンジをします。その間にも新色の追加など細かい部分でのマイナーチェンジも行うのです。まぁ理由は簡単に理解できると思いますが客側が飽きないためですな。他にも排ガス規制みたいに自動車界は進化を宿命付けられた分野かもしれませんが新しいモデルになれば購買意欲も出ると言うモノです。...
インデックス・ファンドの時代―アメリカにおける資産運用の新潮流