2007年06月の記事一覧

ほったらかし投資のまにまに

個人型確定拠出年金・特定口座・NISAでコツコツ積立するインデックス投資家が投資信託の発展に一石を投じるブログ

月別アーカイブ:2007年06月

  • 2007/06/29雑談

    ブログタイトルの下の説明文をバリュー投資を基本にしていますから資産運用ブログです。に変更しました。...

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  • 2007/06/28投資信託・ETF

    現在、債券についてはアメリカ、ユーロ、オーストラリアの外貨MMFを保有しています。国内についてはまったくのゼロですMRFですら1円もありません。考え方としては国内のMMFに興味がないわけではなく現在の金利の国内のMMFに興味がないのです。例えば国内MMFが3%で外貨でのMMFが3%だとします。そんな時は為替リスクのない国内MMFが有利に感じてしまいがちですが自分ならすべてを等分して保有するでしょう...

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  • 2007/06/27外国人

    投資家は必ずしも専門家ではないが、マーケットは効率的に情報を見つけ出し、集積することができるので、集団としての判断はたいてい驚くほど正確である。それは、何をマーケットで取引しても同じように当てはまる。「PAM(政策分析市場)の中止は馬鹿げている」 ジェームズ・スロウィッキ...

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  • 2007/06/26資産運用・投資

    勝者の思考とはいったい何なのかを4つの章で記されています。第1章 「グローバル・センス」を身につけている人第2章 思考を立体化できる人第3章 思考の時間軸が長い人第4章 環境の変化に常に対応できる人それぞれの章に素晴らしい経営者が登場しますが自分がとりわけ感動と興奮したのがみずほフィナンシャルグループの前田晃伸社長です。他にもトリンプやらGEやら日産、京セラ・・・素晴らしい経営者は登場しますがみずほ...

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  • 2007/06/25雑談

    自分(家族)の資産設計はマネックス証券だけで行っています。なぜ数あるネット証券の中でマネックス証券を選んでいるかと言えば貸株サービスがあるからです。だからマネックス資産設計ファンドとかケータイからの手数料100円はオマケみたいなものですしそもそも自分が口座開設した頃にはそんなバランスファンドやサービスは無かったですからね?さて貸株サービスは自分にとっての最大の魅力ですが詳しい仕組みはパンフレット程...

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  • 2007/06/22資産運用・投資

    幸せになる投資戦略を探せは全4話ある空想の10年後ストーリーを展開していきますが登場人物の基本設定はそのままだけど話の内容はガラッと変わるのでひとつの話ごとにしっかり切り替えて読まないと話の状況に軽く混乱します。10年後の日本の仮説としてはありそうな話もあるしあり得なそうな話もある。1日あれば読み終える程度の本だし仮説の話は面白半分にサラッと行きましょう。将来を心配し過ぎても仕方がありませんしね?...

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  • 2007/06/20投資信託・ETF

    最近メルマガのなかで一番楽しみにしているのがカン・チュンドの 投資信託 テッテイ 攻略法と言うメルマガで相互リンク先のrennyの備忘録さんから情報を仕入れました。そのメルマガの最新号で紹介されていたのが日興コーディアル証券から販売されるストリートトラックス MSCI ヨーロッパ ETF正直言ってネット証券じゃない情報って見落としがちですが店舗での販売証券もいい商品を取り扱うのはとてもいい話ですね。投信ス...

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  • 2007/06/19外国人

    現実の世界は、平均値や代表値によってではなく“異常値”によって支配されている・・・普通ではなく例外によって、ありきたりな下落ではなく大暴落によって、中級階級ではなく大富豪によって。われわれは“平均的”な考えから自分自身を解放する必要がある。「経済学における分布に関する考察」 フィリップ・アンダーソン...

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  • 2007/06/18資産運用・投資

    賢人の知恵とは「賢く生きる」ことであって「正しく生きる」ことだけでは決してない。そう考えると正直者や嘘に潔癖な人よりも人生を柔軟に対応できる賢い人物が競争社会の中で本当の頂点に立つのであり立つべきである。ここで間違えないでほしいのは「正直者はバカ」なのではないと言うこと。正直とは善に必要な要素であって文末にある「善を持って生きることで人は完成する。」には全面的に同意します。哲学書は難しくなりがちな...

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  • 2007/06/17投資信託・ETF

    イー・トレード証券が海外ETF取り扱いを19日から開始します。イー・トレード、海外ETF取り扱いまんま引用すると>SBIイー・トレード証券は19日から、海外取引所に上場するETF(指数連動型上場投資信託)の販売を順次始める。米国と中国の市場に上場する14銘柄が対象で、今後拡大する方針。海外ETFを扱うのは、ネット証券では楽天証券に次いで2社目。>米国のETFはニューヨーク証券取引所やナスダック市場に上...

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  • 2007/06/15雑談

    面白い商品を見つけました。Renova トイレットロール最近は高級なのが流行りでこういうのは皆無だったから正直売れると思います。普通、トイレットペーパーと言えばシングルかダブルですがこれはトリプル!単価も高ければ減りも早い!レノヴァ社は儲かって笑いが止まらない状態でしょう。欧州で売れているなら日本や中国でもバカ売れ確定です。技術的には日本国内の大手製紙メーカーでも作れるのでしょうがこんなセンスは日本人の...

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  • 2007/06/14外国人

    消費こそがすべての生産の唯一の目的であり、生産者の利益は消費者の利益をはかるために必要な範囲内でのみ配慮されるべきである。これはまったく自明な点なので、証明しようとすることすら馬鹿げているといえるだろう。「国富論・第4編第8章 重商主義の帰結」アダム・スミス...

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  • 2007/06/13資産運用・投資

    バフェット関連の最新作麗しのバフェット銘柄です。グレアムの割安株投資を理解したうえで成長株投資を学ぶのならば読みやすいしベストの一冊と言えるでしょう。内容的にもあまり詰め込み過ぎていないのでバフェットを知るにはお金持ちになるためのバフェット入門と同様にオススメできます。いくつか気になる点のひとつにP.128からROTC(総資本利益率)の説明に入りますが純利益÷総資本をROTCと呼ぶが総資本=総資産...

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  • 2007/06/12雑談

    最近、思うところがあって長期的な投資戦略を練り直してみようかと思います。・・・と言ってもすぐに入れ替えをするわけでもなくて数ヶ月くらいかけてアセットアロケーションを組み直していく予定ですが・・・。どんな感じにするかと言うと投資の戦略的にはバリュー・グロース・インデックスの3つがセオリーと言われるなかで今までよりもインデックス寄りのスタンスで行く予定です。インデックスでも面白い発想はないかとバックテ...

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  • 2007/06/11投資信託・ETF

    近年は投資信託ブームで様々なファンドが誕生していますが今日、紹介するのは三菱UFJ資産設計ファンドです。資産設計ファンドってワードが流行りみたいでマネックス・野村に次いで知っている限り3本目ですが各社それぞれ特徴があります。ファンドの内容ですが国内外の株式・債券・オルタナティブ(REIT含む)なのでマネックス資産設計ファンドに一見すると似ているファンドと見えなくもないですね?しかしながらマネックス...

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  • 2007/06/08雑談

    プロネクサスと言ってピンと来るひとは結構なバリュー投資家だと思いますが角山さんの著書株価4倍「割安成長株」で儲ける収益バリュー投資術では亜細亜証券印刷と言う社名で紹介されていた優良株です(後にプロネクサスと社名を変更)そのプロネクサスが自分のビジネスを悪用してしまいましたねインサイダー取引容疑で元印刷会社社員ら7人を告発=証券監視委一部の人間がやってしまったとは言え絶対してはいけない事件であり腹立た...

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  • 2007/06/07投資信託・ETF

    前回の「狂気のパフォーマンス」続きです。ハイパー・ウェイブのバイ&ホールドと言う戦略を前回紹介しましたがこんな面白そうなアイデアを簡単に真似る前に知っておくことがあります。それは現在の基準価額がおおよそ4,000円と言う事実つまりこの商品が設定されてから12年もの期間で6割もの資産が溶けています!さらに言えば日本株がもっとも最安値を着けた頃は9割以上も!将来的には株式は右肩上がりだと思うのは自由です...

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  • 2007/06/06投資信託・ETF

    普段、インデックスファンドを中心に国際分散投資をしている人には縁遠い話しですがブルベア型と言われるファンドが存在します。通常こういう投資信託を利用する投機家は相場が底と判断した時にブル型を買い、高騰している場合にはニュートラルやベア型にポジションをうまくスイッチさせています。基本的にバイ&ホールドのインデックス投資家に利用価値はないように見えますがブル型ファンドを理解すると面白いことがわかります。...

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  • 2007/06/05資産運用・投資

    国富論を読んでいると正直、脳みそバクハツしそうです(笑)下巻も上巻に引き続き書いてある記述が歴史的にも貴重な資料と言えますが経済学に精通する人以外には「退屈」かも知れません。そういう人にはP.549の解説から読む方がいいし理解も早いでしょう。国富論はあまりにも書いてある内容が広範囲なために読む章によってでも焦点がボケてしまいがちだが解説から知れば第1編は「ミクロ経済学」第2編は「マクロ経済学」第3編...

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  • 2007/06/04投資信託・ETF

    野村證券で先月末から野村RAFI日本株投信が設定されました。これは個人向けでは国内ではじめてのファンダメンタル・インデックスファンドらしいです。らしい・・・と言うのはコンセプトとしては新しいかもしれないけれど「さわかみファンド」もファンダメンタル・インデックスファンドと呼んでもいいと個人的には感じるのでここでは(国内初・・・らしい)としておきます。このファンドの良い面では過去5年間の利益・キャッシュフロ...

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  • 2007/06/01売買記録

    今月のパフォーマンスですファンド名先月比とよぴ~@カウンターゲーム0.8%TOPIX3.2%マネックス資産設計ファンド1.4%ほったらかしもいいけれど新しい戦略も考えています。・・・と言っても売り買いを繰り返す投機行為ではなくもっと基本に立ち戻る感じです。...

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小さいことですが

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バリュー投資を基本にしていますから

資産運用ブログです。に変更しました。

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国内の債券

現在、債券についてはアメリカ、ユーロ、オーストラリアの外貨MMFを保有しています。
国内についてはまったくのゼロです
MRFですら1円もありません。
考え方としては国内のMMFに興味がないわけではなく現在の金利の国内のMMFに興味がないのです。
例えば国内MMFが3%で外貨でのMMFが3%だとします。
そんな時は為替リスクのない国内MMFが有利に感じてしまいがちですが
自分ならすべてを等分して保有するでしょう。
為替リスクとは金利よりも儲かってしまうかもしれないし損をしてしまうかもしれないと言う可能性にすぎません。
どっちになるかわからない以上は自分にとって為替リスクとは中立的な存在になります。
この場合なら国内MMFと3種の外貨MMFを4等分するポジションで行くわけです
これが国内MMFは6%で外貨MMFが3%なら債券は全力で国内買いになるわけで
要するに何がその時その時で有利になるのかが重要になります。
株と債券の関係だって同じです。
もし東証1部平均PERが25倍(逆数である株式益回りは4%)とMMFの金利が5%だったらMMFを選ぶ

どっちがいい?

こっちがいい

ただそれだけの話です。
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ジェームズ・スロウィッキの言葉

投資家は必ずしも専門家ではないが、マーケットは効率的に情報を見つけ出し、集積することができるので、集団としての判断はたいてい驚くほど正確である。それは、何をマーケットで取引しても同じように当てはまる。

「PAM(政策分析市場)の中止は馬鹿げている」 ジェームズ・スロウィッキ

勝者の思考―いい仕事をして、いい人生を送るために

勝者の思考とはいったい何なのかを4つの章で記されています。

第1章 「グローバル・センス」を身につけている人

第2章 思考を立体化できる人

第3章 思考の時間軸が長い人

第4章 環境の変化に常に対応できる人

それぞれの章に素晴らしい経営者が登場しますが自分がとりわけ感動と興奮したのが
みずほフィナンシャルグループの前田晃伸社長です。
他にもトリンプやらGEやら日産、京セラ・・・素晴らしい経営者は登場しますが
みずほの前田社長の「思考の時間軸が長い人」は圧倒的にズバ抜けています。
この本は教育や管理職・経営・株式投資等々に興味がある人は絶対に読むべき一冊ですね。

もうひとつ付け加えるならこの本を読み終えたら
ビジョナリー・カンパニー2を続けて読んでみるのをオススメします。
みずほフィナンシャルグループの前田晃伸社長は国内に何人いるかどうかの数少ない第5水準のリーダーシップ経営者です。

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貸株市場を理解する

自分(家族)の資産設計はマネックス証券だけで行っています。
なぜ数あるネット証券の中でマネックス証券を選んでいるかと言えば貸株サービスがあるからです。
だからマネックス資産設計ファンドとかケータイからの手数料100円はオマケみたいなものですし
そもそも自分が口座開設した頃にはそんなバランスファンドやサービスは無かったですからね?

さて貸株サービスは自分にとっての最大の魅力ですが詳しい仕組みはパンフレット程度の知識しかないわけでこれを今度読んで勉強しようかと最近考えている次第です。

貸株市場入門 [改訂版]

まぁ何か新しい知識を学べたらいいなって感じです。

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幸せになる投資戦略を探せ ―僕たちの10年後物語

幸せになる投資戦略を探せは全4話ある空想の10年後ストーリーを展開していきますが
登場人物の基本設定はそのままだけど話の内容はガラッと変わるのでひとつの話ごとにしっかり切り替えて読まないと話の状況に軽く混乱します。
10年後の日本の仮説としてはありそうな話もあるしあり得なそうな話もある。
1日あれば読み終える程度の本だし仮説の話は面白半分にサラッと行きましょう。将来を心配し過ぎても仕方がありませんしね?
さて本のタイトル幸せになる投資戦略を探せは結局は何だったのかよくわからないまま終わりますが
文末P.249では分散投資による過去の運用実績があります。
投資クラブの慎重派である宏の投資スタイルがこれに当たりますが
要はマネックス資産設計ファンドの宣伝に作られた感がしてしまいます。
それはそれで優良なファンドだからいいのだけれども・・・。

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streetTRACKS MSCI Europe ETF

最近メルマガのなかで一番楽しみにしているのが

カン・チュンドの 投資信託 テッテイ 攻略法


と言うメルマガで相互リンク先のrennyの備忘録さんから情報を仕入れました。
そのメルマガの最新号で紹介されていたのが日興コーディアル証券から販売される

ストリートトラックス MSCI ヨーロッパ ETF


正直言ってネット証券じゃない情報って見落としがちですが店舗での販売証券もいい商品を取り扱うのはとてもいい話ですね。
投信スーパーセンターでも扱えばいいのにって感じですよ(口座もってないけれど)

PDFファイル
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フィリップ・アンダーソンの言葉

現実の世界は、平均値や代表値によってではなく“異常値”によって支配されている・・・普通ではなく例外によって、ありきたりな下落ではなく大暴落によって、中級階級ではなく大富豪によって。われわれは“平均的”な考えから自分自身を解放する必要がある。

「経済学における分布に関する考察」 フィリップ・アンダーソン

バルタザール・グラシアンの 賢人の知恵

賢人の知恵とは「賢く生きる」ことであって「正しく生きる」ことだけでは決してない。
そう考えると正直者や嘘に潔癖な人よりも人生を柔軟に対応できる賢い人物が競争社会の中で本当の頂点に立つのであり立つべきである。
ここで間違えないでほしいのは「正直者はバカ」なのではないと言うこと。
正直とは善に必要な要素であって文末にある「善を持って生きることで人は完成する。」には全面的に同意します。

哲学書は難しくなりがちなジャンルであるがこの本の最もいい部分はひとつのテーマに対して1ページの簡潔さでしょう。
なにか哲学書を読んでみたいという興味程度であれば絶対のオススメですし、むしろはじめから無駄に敷居の高く難しい哲学書は読まない方がいいでしょう。
子供にも読んでもらいたい良書です。

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イー・トレード、海外ETF取り扱い

イー・トレード証券が海外ETF取り扱いを19日から開始します。

イー・トレード、海外ETF取り扱い


まんま引用すると
>SBIイー・トレード証券は19日から、海外取引所に上場するETF(指数連動型上場投資信託)の販売を順次始める。米国と中国の市場に上場する14銘柄が対象で、今後拡大する方針。海外ETFを扱うのは、ネット証券では楽天証券に次いで2社目。

>米国のETFはニューヨーク証券取引所やナスダック市場に上場する10銘柄。中国のETFは26日から取り扱う予定で、香港証券取引所に上場する4銘柄が対象だ。

引用終わり



期待するのはただひとつ!
ネット証券各社で海外ETFの乱立!
そして東証(大証でも可)にて上場投資信託というシナリオ!
そのためにも楽天の天下(これも数ヶ月でしたが)から大本命の「価格」破壊王イートレ、そして各社でのラインナップは理想ラインであるわけです。

楽天証券と違ってイートレは自分も口座を持っているので興味は大きいのですが検討するかどうかは今後の展開次第ですね。
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Renova トイレットロール

面白い商品を見つけました。

Renova トイレットロール


最近は高級なのが流行りでこういうのは皆無だったから正直売れると思います。
普通、トイレットペーパーと言えばシングルかダブルですが
これはトリプル!
単価も高ければ減りも早い!レノヴァ社は儲かって笑いが止まらない状態でしょう。欧州で売れているなら日本や中国でもバカ売れ確定です。
技術的には日本国内の大手製紙メーカーでも作れるのでしょうが
こんなセンスは日本人の苦手分野なのかもしれませんね。

欧州セレブ御用達の黒い高級トイレットペーパー、日本上陸!

20070614233358.jpg

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アダム・スミスの言葉

消費こそがすべての生産の唯一の目的であり、生産者の利益は消費者の利益をはかるために必要な範囲内でのみ配慮されるべきである。これはまったく自明な点なので、証明しようとすることすら馬鹿げているといえるだろう。

「国富論・第4編第8章 重商主義の帰結」アダム・スミス

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麗しのバフェット銘柄

バフェット関連の最新作麗しのバフェット銘柄です。
グレアムの割安株投資を理解したうえで成長株投資を学ぶのならば読みやすいしベストの一冊と言えるでしょう。
内容的にもあまり詰め込み過ぎていないのでバフェットを知るにはお金持ちになるためのバフェット入門と同様にオススメできます。

いくつか気になる点のひとつにP.128からROTC(総資本利益率)の説明に入りますが

純利益÷総資本

をROTCと呼ぶが

総資本=総資産と金額としてはバランスされるはずだから

ROTC=ROA

になるだろうしROAの方がメジャーな指標だからこちらを用いるべきだと思う。
もしかしたら

総資本=純資産+有利子負債

なのかも知れないがこの本ではそこまでの説明は省かれているので推測するしか手がないのである。(おそらく読む限りではこの計算式が正しい)
そして本文ではH&Rブロック社を何度か分析されているが数値としては絶対にROEより分母の純資産に有利子負債を加えたROTCが高い数値を出すのは不可能であって

ROE≧ROTC

なはずであるがP.266~P.267の利益率推移では1990年に数値が逆転しROTC>ROEである。
ここは疑問が残ります。
それとP.252のバークシャーの予想株価ワークシートでは文中と表のBPSのところがPBRになっています。
あきらかなミスプリントなので初版を持っている人は確認してツッコミを入れましょう(笑)

この本だけではオーナー収益などのバフェット流投資手法は公開されてはいないが十分な価値のある良書であることに間違いないでしょう。

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投資戦略について

最近、思うところがあって長期的な投資戦略を練り直してみようかと思います。
・・・と言ってもすぐに入れ替えをするわけでもなくて数ヶ月くらいかけてアセットアロケーションを組み直していく予定ですが・・・。
どんな感じにするかと言うと投資の戦略的にはバリュー・グロース・インデックスの3つがセオリーと言われるなかで
今までよりもインデックス寄りのスタンスで行く予定です。
インデックスでも面白い発想はないかとバックテストで色々、検証している最中です。
まぁ時間はたっぷりありますからね。
個別銘柄の投資を嫌になったわけでも損をしているわけでもありませんよ?

ブログの説明文もその頃にはバリューからインデックスを基本にと変更ですね。
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三菱UFJ資産設計ファンド

近年は投資信託ブームで様々なファンドが誕生していますが今日、紹介するのは三菱UFJ資産設計ファンドです。
資産設計ファンドってワードが流行りみたいでマネックス・野村に次いで知っている限り3本目ですが各社それぞれ特徴があります。
ファンドの内容ですが国内外の株式・債券・オルタナティブ(REIT含む)なのでマネックス資産設計ファンドに一見すると似ているファンドと見えなくもないですね?
しかしながらマネックスのファンドと比較すると天と地ほどの差があります。
まずわかりやすい面から言えばコストで販売手数料が2.1%ありノーロード(販売手数料無料)のマネックスと大きな開きがあります。
さらにコストを調べれば3種ある三菱UFJ資産設計ファンドの信託報酬はどれも1%を越えると言うオチで
これでは誰に対して資産設計をする投資信託なのかわかりませんよ?

そして購入後は3種(株式・バランス・分配)あるファンドのスイッチングコストは無料と書かれた下に小さい文字で信託財産留保額はかかります・・・と(汗)
まぁ流行りモノでとりあえず作ってみました的なところもありますねぇ?
さてこのファンドの面白いのは例えば資産配分の中の国内株式と言っても対象はTOPIXのインデックスではなくてアクティブファンドなのです。
これらは機関投資家向けのファンドらしく買い付ける銘柄はよくわかりません。
ついでに言えば買い付けは10万円からになるので良心的じゃないです。
ある意味で今後のパフォーマンスが気になるファンドのひとつになってしまいそうです(笑)
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プロネクサス元社員のインサイダー事件

プロネクサスと言ってピンと来るひとは結構なバリュー投資家だと思いますが
角山さんの著書株価4倍「割安成長株」で儲ける収益バリュー投資術では亜細亜証券印刷と言う社名で紹介されていた優良株です(後にプロネクサスと社名を変更)
そのプロネクサスが自分のビジネスを悪用してしまいましたね

インサイダー取引容疑で元印刷会社社員ら7人を告発=証券監視委


一部の人間がやってしまったとは言え絶対してはいけない事件であり腹立たしくもあり残念です。
株券の印刷を行えるのは国内では8社あるらしいですがその特権を剥奪されても仕方がないのではないでしょうかね?
まぁ剥奪=廃業になるだろうしそこまでの制裁はないでしょうが・・・。
話は少し変えて将来は株券を電子化するけれどその時は証券印刷関連企業はどうするのでしょうか?
一般印刷のコモディティー企業に成り下がるのかわからないけれど難しい時代に入ると思います。
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驚愕のリスク

前回の「狂気のパフォーマンス」続きです。
ハイパー・ウェイブのバイ&ホールドと言う戦略を前回紹介しましたが
こんな面白そうなアイデアを簡単に真似る前に知っておくことがあります。
それは現在の基準価額がおおよそ4,000円と言う事実
つまりこの商品が設定されてから12年もの期間で6割もの資産が溶けています!
さらに言えば日本株がもっとも最安値を着けた頃は9割以上も!

長期ハイパーワイブ



将来的には株式は右肩上がりだと思うのは自由ですが償還日が2010年なので
いまから3年後の株価があがるかどうかの短期投資は難易度高いでしょう。
これが償還日のない商品で30年は買い増しできるひとならドルコスト平均法の恩恵も受けるから結論が変わりますがねぇ・・・。

やるかやらないか別にしてマネックス証券にハイパー・ウェイブが償還されてなくなってしまうブルベア型の次なる商品をノーロードにするようメールでお願いしますか?
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狂気のパフォーマンス

普段、インデックスファンドを中心に国際分散投資をしている人には縁遠い話しですがブルベア型と言われるファンドが存在します。
通常こういう投資信託を利用する投機家は相場が底と判断した時にブル型を買い、高騰している場合にはニュートラルやベア型にポジションをうまくスイッチさせています。
基本的にバイ&ホールドのインデックス投資家に利用価値はないように見えますがブル型ファンドを理解すると面白いことがわかります。
たとえばマネックス証券で販売されているハイパー・ウェイブは先物などを駆使して通常のインデックスの値動きの2倍を機械的に実現します。
この機械的なのがミソでこれはインデックスなのです。たまたま2倍動くだけの・・・。
そう考えるとTOPIXの長期的な利回りは8.8%ならばこのファンドは17.6%(コスト考慮せず)です。

こちらは比較チャートです

ハイパーウェイブ比較チャート


恐るべきリターンです(汗)
アドバイスとしては購入するならマネックス証券よりソニー銀行(もしくは新生銀行)にしましょう。
販売手数料がマネックスの半額1.05%ですからね?
それと2010年には償還されるので半年前くらいから高値で売り抜けることも考えておく必要があります。

続きは驚愕のリスク(オチ)です
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国富論 下—国の豊かさの本質と原因についての研究

国富論を読んでいると正直、脳みそバクハツしそうです(笑)

下巻も上巻に引き続き書いてある記述が歴史的にも貴重な資料と言えますが経済学に精通する人以外には「退屈」かも知れません。
そういう人にはP.549の解説から読む方がいいし理解も早いでしょう。
国富論はあまりにも書いてある内容が広範囲なために読む章によってでも焦点がボケてしまいがちだが
解説から知れば

第1編は「ミクロ経済学」

第2編は「マクロ経済学」

第3編は「経済史」

第4編は「経済政策論」

第5編は「財政学」と要約されていてわかりやすい。

はじめに下巻末の解説から読み、次に上巻から読み進める
読み方としては問題集ドリルの答えから先にみるようで正しくはないかもしれないが
こっちのほうが挫折しないで読み終えられるかもしれません。


最後にマーク・トウェインの言葉を・・・
「古典とは、読みたかったけれども読みたくはないと思うもの」

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ファンダメンタル・インデックスファンド

野村證券で先月末から野村RAFI日本株投信が設定されました。
これは個人向けでは国内ではじめてのファンダメンタル・インデックスファンドらしいです。
らしい・・・と言うのはコンセプトとしては新しいかもしれないけれど「さわかみファンド」もファンダメンタル・インデックスファンドと呼んでもいいと個人的には感じるのでここでは(国内初・・・らしい)としておきます。

このファンドの良い面では過去5年間の利益・キャッシュフロー・配当に株主資本比率の4つの要素から選ばれた1000銘柄のインデックスファンドでしょう。
自分が思うに単純なスクリーニングをしただけの「にわかバリュー投資」は過去5年間の決算推移を見ないだろうし
1000銘柄も分散できる個人投資家は皆無だろうからいいファンドかもしれません。
世界では同社のモデルは既に実績もあるらしいです。

このファンドの悪い面では単純平均化の分散ではなく個別銘柄のウェイトを算出し、そのウェイト上位1000銘柄なのでファンド内の大半が大型バリュー株になり
上昇相場ではグロース株ファンドに遅れをとります。
それとコストでしょうね?
ノーロードで年間コストが1%を切ればこういうファンドは欲しいと思えるファンドのひとつでしょうが
購入者が本当に欲しいファンドと言うのは販売者の儲けにならないファンドになってしまうから理想的なファンダメンタル・インデックスファンドなんて今までもこれから先も見ることはないでしょう。

ん・・・?よく見ると信託期限が2017年7月13日ですか?
満期まで積み立ててその後にETFにスイッチ・・・?
リレーする手数料や税金を考えたらはじめからETFのほうが良く見えてきたぞ(汗)
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2007年5月のパフォーマンス

今月のパフォーマンスです

ファンド名先月比
とよぴ~@カウンターゲーム0.8%
TOPIX3.2%
マネックス資産設計ファンド1.4%


ほったらかしもいいけれど新しい戦略も考えています。
・・・と言っても売り買いを繰り返す投機行為ではなく
もっと基本に立ち戻る感じです。
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