そのどちらでもない状況を「不毛地帯」と呼び
そのどちらも手にしようとすれば「幻影」となる
本書でしつこいくらいに説いているのがそのトレードオフ(二者択一)であり
上質かどうか、手軽かどうかの基準は、テクノロジーの進歩によって絶えず引き上げられていく
本から離れ現実に目を移すと現在の吉野家・すき家・松屋による牛丼値下げ戦争は手軽の戦いと言えます
どこか一社でも上質への経営転換をしない限り牛丼業界は不毛地帯から脱出しないのではないか?
検索エンジンで見ると
Yahoo!はホームページから知りたい情報を網羅しています
Googleは検索窓ひとつだけの極めてシンプルな構造でしかない
そのどちらにも住み分けがキチンと出来ていて新しいイノベーションを見つけない限り他社の付け入る隙がないのである
トレードオフ―上質をとるか、手軽をとるか
posted with amazlet at 11.02.04
ケビン・メイニー(著) ジム・コリンズ(序文) 内田和成(解説)
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