- 継続雇用制度の導入
- 定年年齢の65歳への引上げ
- 定年制の廃止
日本では65歳で定年を向かえる会社が多数で定年制を廃止を選択しているのは3%程度に過ぎません
2006年の電通の調査によれば男性の77%が定年後も組織で働くことを望み(75%は定年前に働いていた企業を希望)、働くことを希望した者のうち、フルタイム希望者が47%、パート・アルバイト希望者が40%となっている。
※2007年団塊世代退職市場攻略に向けた調査レポート「退職後のリアル・ライフ Ⅱ」より
働きたい社員←→定年退職の職場のギャップが存在しています
しかしホントなのでしょうか?
もしかしたら定年制を廃止して自身で引退時期を決められれば生活に不安がなくなり良い方向に進むのではないか?そんな疑問は昔からありました
高齢者が働くと - 乙川乙彦の投資日記
乙川さんのように十分に財を築きあげて働く理由も考えてしまう人には「仕事にしばられることなく、のんびりしたい」を選ぶべきです
しかし仕事を辞めることが寂しい・今後の生き甲斐が見つけられない等、今まで仕事をしていた理由がビッグ(金)ではなくグッド(楽しみ)の人にとって定年制は働いている時期から不安要素になっている気がします
70歳でも若手社員!最年長は99歳の成長企業 “高齢”日本の生きるヒントがここにある! 世界が注目する米ヴァイタニードル社の秘密 - ダイヤモンド・オンライン
高齢者にとって働くこと(の意味と目的)は、単にお金を稼ぐことだけでない。仕事を通して社会に貢献し、自分が必要とされる存在であると実感することが大切なのだ。
高齢者を雇用するのは同社にとって経済的なメリットもある。彼らの多くは公的な医療保険(高齢者用のメディケア)や年金を受けられる年齢に達しているので、会社としてそれらを提供する必要がないからだ。また、若い人は良いビジネスチャンスがあればすぐに辞めてしまったりするが、高齢者は最後の職場と考えているので忠誠心もあり、定着率が非常に高い。
メリットは多くありそうです
高齢でも現役で毎日出勤すれば健康を保てて医療費が大幅削減出来るかもしれない
年金における国庫負担比率を軽減出来るかもしれない
今まで以上に高齢者の消費が活発になり巡り巡って若者の雇用が産まれるかもしれない
どうも高齢者はカネを持っているイメージがありますが実際は老後(既に現在)の不安から消費に消極的になっている人もいるかもしれません
先週のカンブリア宮殿では定年制を廃止して復活した工作機械メーカー「西島」が取り上げられていました
無条件に定年制を全廃止するには可能な職種と不可能な職種がありますが高齢化の日本ではもっともっと議論があってもよいかと感じます
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