ネット証券による今までにない低コストで、個人投資家に末永く愛される従来にない商品の提供を目指すという商品3部作もいよいよ最後になる3本目の登場!
今回も期待を裏切らないクオリティーの高い内容となっています
いやいや・・・期待を裏切らないどころか期待を超越した神の領域と呼べるかもしれません

DIAMアセット、「ネット証券専用Fシリーズ 新興市場日本株 レアル型」を7月29日設定 - Reuters

DIAMアセットマネジメントは、毎月決算型の「ネット証券専用ファンドシリーズ 新興市場日本株 レアル型」を7月29日に設定する。

ファンド・オブ・ファンズ形式で、投資対象ファンドは外国籍の「ジャパンスモールミッドキャップファンドクラスBRL」および国内籍の「DIAMマネーマザーファンド」。

主に外国籍ファンドを通じ、国内の新興市場の株式に投資し、キャピタルゲインの獲得と中長期的な信託財産の成長を目指す。円建て資産については、原則としてブラジルレアルで為替ヘッジすることで、ブラジルレアルの金利収益と為替益を追求する。

  • ツッコミどころ その1
    3本目にして毎月分配型をリリース!これで資産倍増プロジェクトをしろと言われても困ってしまいます

  • ツッコミどころ その2
    ファンド・オブ・ファンズ形式なのだ。ケイマン籍の日本株投資と国内籍のマネーマザーファンドを売買することで高い投資収益を目指します
    日本株を買うのに円を外貨にするからコストがかかるのではないでしょうか?

  • ツッコミどころ その3
    為替ヘッジします。じゃあ最初から円建てで日本株を買えよ!って話です(汗)
    なぜ地球の裏側の通貨でわざわざ購入するのかと言うとブラジルレアルの金利収益を追求なんだとか
    ちなみにロイター記事の「為替益を追求」はウソです
    ヘッジしたのですからこのファンドは為替益を放棄しています


ちなみに今回のファンドもアクティブファンドということもあり信託報酬は年率1.657%となっています
ネット証券専用ファンドシリーズ 新興市場日本株 レアル型

よく拝見するとわかりますがこの新興市場に投資するファンドはブラジルレアルで株式運用しなければ信託報酬が年率1.197%程度で済んでいた可能性があります
ファンド・オブ・ファンズの株式側(外国籍側)で年率0.46%程度の経費・・・しかも純資産の伸び次第ではこれ以上のコストが発生する可能性を宣言しています

この年率0.46%+αをブラジルレアルの金利収益で相殺するファンドなのです
だから日本人が日本株式に投資するんだから日本の通貨「円」で運用すればシンプルで良いのに複雑なモデルが最近の流行のようです

まぁ資産形成に十分貢献することを宣言して最後の最後に毎月分配型を用意しているところは個人投資家をバカにした資産倍増プロジェクトであると言えそうです

スポンサーリンク

関連コンテンツ