ロイターによると内容はこんな感じ
株価水準や利益、成長性から見た割安度を計量的に分析・評価し、期待収益率の高い銘柄のロング(買い)と低い銘柄のショート(売り)を組み合わせることで、株式市場全体の上昇・下落に左右されない、安定的な収益の獲得を目指す。
プラザアセットマネジメント社のホームページを見ると2003年7月から日本株式マーケット・ニュートラル運用を提供開始しています
クオンツ分析とボトムアップリサーチに基づき、割安と判断される株式を買建て、同時に割高と判断される株式を空売りします。ポートフォリオが株式市場全体の変動から中立(ニュートラル)になるように保ちつつ、各銘柄の割高/割安状態が解消される過程で収益を獲得する運用です。
日本国内でも10年以上運用されているファンドが多いのも特徴でTOPIXと比較してどうなのかを検証
※ファンド名を知りたい場合はYahoo!financeの検索窓に「マーケット・ニュートラル」を入力
6ヶ月の検証
TOPIXは震災後の急落で-20%を記録していますがマーケット・ニュートラル戦略をとっているファンドで-5%を超えるファンドがないのは「割高と判断される株式を空売り」が上手く作用していたのでしょう

5年の検証
さすがにサブプライム問題やリーマン・ショックを経験しても絶対利益の追求は難しいのかもしれませんが半値近くたたき売りされているTOPIXと比較すれば傷口は浅いです

10年の検証
マーケットに対してニュートラルな戦略なのでどのファンドも上昇期を逃しているのがよくわかります。こうして見るとリスクの低さが特徴であると言えます

ヘッジファンドとは本来そういう(リスクの低さが特徴)モノだったのです
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