読む前は単純に「中身」よりも「外見」をひとは重視しているのかと勘違いしていました。
違いましたね。「言葉」よりも言っている人の態度や外見を含めた言葉以外の外部の「印象」が会話の説得力の9割を占めると言うのが面白い。
そしてそれを言葉だけで表現する「本」で説明されているのも面白い現象と言えるでしょう。
なぜ著者は「マンガでわかる・・・」で出版しなかったのか?
思うにマンガは絵という情報があるぶんだけ読者の考える余地を奪う。
その考えるべき部分こそがこの本の生命線であるからこそ
著者は最低限の挿し絵だけで文章による表現を選んだのではないのか?


そんな考えをひろげてみると株式投資の本では絶対に「マンガでわかる・・・」は無理なのがわかる。
マンガとは感じる読み物であり
本とは考える読み物なのだ。
例えば「マンガでわかる株式投資」と言う本を読んで投資をマスターしたのかと言えば違うでしょう?
マスターした気がするだけなのである。
投資本において説明されすぎているのは実は、考え物なのだ。
投資本は実用書であって考える余地を奪う情報は「余計なお世話」なのかもしれない
それに、どんなに正しい話をされようが説明されすぎているとドコが大切なのかを見失ってしまうでしょう。
それではまるでピンぼけ写真みたいなモノである


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