東京証券取引所がまとめた9月22日申し込み現在の3市場信用取引現在高(概算)によると、金額ベースで売りが5386億2000万円(前週比174億4700万円減)、買いが1兆5411億0900万円(前週比89億6600万円増)となった。金額ベースの買い残増加は6週ぶり。倍率は2.86倍(前週は2.75倍)。
初歩的なところでは
信用取引をおこなってから6ヶ月以内に、「信用売りをしたなら"買い"」、「信用買いをしたなら"売り"」という"反対売買"によって決済がおこなわれます。
このため、「売り残」が増えるほど、反対売買にともなう買い注文につながることから、一般的には"「売り残」は株価の上昇要因となる可能性がある"と言われます。信用残から何がわかる? - ケンミレ株式情報
もちろん強い上昇相場においては「先高感が続く間は、一般的に言われる"「買い残」が増えれば、株価が下がる"ということが必ずし起きるとは限らない」もありますので注意が必要です
「買い方」と「売り方」の状況を数値で表したものに貸借倍率があります
[ 信用買い残÷信用売り残 ]で計算され一般的に株式投資では買いから入る投資家がほとんどで数値で言うと1倍以上の銘柄がほとんどとなります
ロイター記事でも2.86倍(前週は2.75倍)とありますがこの数値がどの推移なのかが問題・・・。
東証のデータから制度信用取引残高を拾ってチャート化したのがこちら

売残高が底値の抵抗線になれば指標として使えそうなんですが・・・万能だとは言えなそうな気もします
買残高は株価と似たような動きをしていますので信用が膨張しているのかを知りたい時には役立ちそうです
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