株式投資にはリスクがつきものであるが株式投資のリスクとは「損をする」リスクとは言わない
一般的には想定した期待リターンに対するブレ(標準偏差)のことをリスクと呼ぶ

ちょっと前までなら株式投資とは安く買って高く売るって行為がもっとも基本的な手法だったのですが今ではなんでもありの状況でブレそのものの幅に対して賭けの対象となる商品も存在します。そんなVIX先物指数の話。。。

関連記事 VIX短期と中期の違い

S&P500 VIX中期先物指数は、「恐怖指数」とも呼ばれるVIX指数の先物により構成される指数です。第4限月~第7限月のVIX先物を組み合わせて、満期5ヶ月のポジションを作ります。
VIX指数は、アメリカの代表的な株価指数であるS&P500のオプション情報により算出され、S&P500の今後30日間における予想変動率(年率の標準偏差)を表わします。
一般的にいえば、株式相場が「荒れた」ときに上昇する傾向があります。

iPath VIX中期先物指数連動受益証券発行信託より


荒れたときに上昇する指数なのでから平常時の標準偏差を知っていればある程度の抵抗線や底値を知ることも可能と言えそうです
アメリカの代表的な株価指数のS&P500ですので日本ではなく外国株式の長期的な標準偏差をしれば良いのかな・・・じゅん@さんのブログ記事でまとめられているのでデータを引用

ネット上で入手可能な、期待リターンとリスク、相関係数のデータ - 投信で手堅くlay-up!

  • GPIF(1973年~2007年)データ
    外国株式 6.0% 19.59%

  • KKR (2000年~2009年12月)データ
    外国株式 4.2% 19.5%

  • ニッセイ基礎研究所 (1987年~2006年)データ
    外国株式 10.8% 17.5%

  • みずほ信託銀行 (2010年4月現在)データ
    外国株式 6.0% 20.2%


長期的な標準偏差は一番低い数値で17.5%という結果
これよりバリューな値で恐怖指数を買えれば安全域が高まるでしょうし先物のETNは次第に安くなる傾向もあるので下値で買えるに越したことはありません

15くらいまで指数が下がれば波風のほとんどない無風状態と言えそうです
この波のない時期に暴落のビッグウェーブ待ちをするのが正しい!?
波待ち状態

これはバイ&ホールドの長期投資とはまったく違う投機ですので出口戦略も当然必要です
購入した日の半年後あたりのカレンダーに印をつけて大波が来なかったら損切りするなどの仕組みづくりも重要でしょう?
小遣い程度かつ競馬や競輪よりも長く楽しめるギャンブルです。今度やろうかな♪

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