その名も「日経カバードコール指数上場投信」・・・なにこれ?意味分からんし。
日経平均カバードコール指数に連動したETFなんだな?よくわからんので調べてみた
日経カバードコール指数上場投信
- コード 【1565】
- 信託報酬 税込み0.294%以内
- 購入単位 1口単位、金額にして概ね1万円程度から
- 決算 年4回(1月25日、4月25日、7月25日、10月25日)
- 運用会社 シンプレクス・アセット・マネジメント株式会社
対象有価証券の買付け+コールの売付けのこと
これでいえば日経平均株価指数を買いコールの売りを活用するオプション手法
日経平均カバードコール・インデックスを対象指標とし、対象指標に連動する投資成果を目的として発行された有価証券に投資を行なう←つまりETNです
オプションとしてのカバードコールとはどんな位置づけ?
例えば対象指数1500円で1千株買い付けるとともに、コール1600を60円で1単位売り付け
※損益(千円)
※東証のカバードコール説明を参考
株価 | 対象有価証券の買付け | コール1600の売付け | ポジション全体 |
1400 | -100 | 60 | -40 |
1440 | -60 | 60 | 0 |
1450 | -50 | 60 | 10 |
1500 | 0 | 60 | 60 |
1550 | 50 | 60 | 110 |
1600 | 100 | 60 | 160 |
1660 | 160 | 0 | 160 |
1700 | 200 | -40 | 160 |
1750 | 250 | -90 | 160 |
つまり株価が横ばいか下落した場合の運用利回りはプレミアム価格分だけ向上し上昇した場合の利益は限定されます
表の1600円以上を見ればわかりますが株価が設定したオプションプレミアム価格を超えた場合は当然ながら利益はありません
日経平均カバードコール・インデックスとは
日経平均カバードコール・インデックスは、日経平均株価(日経平均)を原資産として、1
ヵ月ごとに新しく期近のコール・オプション(大阪証券取引所オプション市場)を売り建てる「カバードコール戦略」を行った場合の収益を表すようにモデル化
されています。
具体的には、各限月の取引最終日翌日(SQ日)にコール・オプションを清算するとともに、原資産である日経平均より5
%高いところの権利行使価格で、新たに直近限月となったコール・オプションを売り、そのプレミアムを理論上再投資した形となっています。
買った価格 +5% のプレミアムがありますので横ばいなら利益 日経平均が+5%を超えてもETFはその価格から頭打ちとなって上昇しません
日経平均株価やTOPIXと比較しても行き過ぎた価格上昇は制限されて -5% までは下落してもプレミアムと相殺してくれる期待からリスクは低い傾向と言えそうです
・・・でこのETFはどうよ?
このETFが資産運用のコアになることはないでしょう
遊びとしては面白いETFかもしれませんが自分はどう使えばいいのかわかりません
横ばいボックス相場の時に買う?そんなのわかりませんしね?
逆に損失が限定されて利益は限定されないオプションも面白いかもしれませんが買った価格の時点でマイナススタートはやはり嫌だ・・・。
まぁETF使いがインデックス投資家ではない時代になったってことでしょう?
ETFも多様化してきましたので投資家側も何を求めてETFを選ぶのかが重要です
投機としての「日経カバードコール指数上場投信」はなかなか興味深いものですしトレーダーや機関投資家からの売買がどれだけ伸びるのか注目です
日経平均株価やTOPIXと比較しても行き過ぎた価格上昇は制限されて -5% までは下落してもプレミアムと相殺してくれる期待からリスクは低い傾向と言えそうです
・・・でこのETFはどうよ?
このETFが資産運用のコアになることはないでしょう
遊びとしては面白いETFかもしれませんが自分はどう使えばいいのかわかりません
横ばいボックス相場の時に買う?そんなのわかりませんしね?
逆に損失が限定されて利益は限定されないオプションも面白いかもしれませんが買った価格の時点でマイナススタートはやはり嫌だ・・・。
まぁETF使いがインデックス投資家ではない時代になったってことでしょう?
ETFも多様化してきましたので投資家側も何を求めてETFを選ぶのかが重要です
投機としての「日経カバードコール指数上場投信」はなかなか興味深いものですしトレーダーや機関投資家からの売買がどれだけ伸びるのか注目です
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