サーチナによれば「約10年で元本が3・5倍に増えたとする実績をアピールして顧客を勧誘していた」ようだが過去の実績が今後のパフォーマンスと一致しないのは資産運用の世界では常識
年金の運用についてMSN産経ニュースによれば「過去には元本割れのリスクを抑えるため、国債や株式の運用を一定割合に制限する規制があったが、9年に完全撤廃された。その結果、ヘッジファンドや不動産投資信託(REIT)などリスクが高く、商品内容が複雑な分野に運用対象が拡大している現状がある。」とのこと
ヘッジファンドも起源をたどればリスクを低めることから始まっています
運用の他にもAIJ投資顧問にはドコか問題があるのではないでしょうか?
AIJ投資顧問のホームページには第22期事業報告書が掲載されています
これは今日現在問題となっている1年前の状況ですが疑問に思う点がいくつかあります
まず登録年月日が2007年9月30日とありますが「約10年で元本が3・5倍に増えたとする実績をアピールして顧客を勧誘していた」のならば4~5年程度しか運用されていないのでは・・・?
役員4人、使用人8人の合計12人で会社経営されています
7900万円が運用受託報酬・・・まぁ・・・ここも良しとして問題は損益計算書
投資顧問料や業務委託料などで営業収益が7949万円くらいなのに対して・・・
人件費が2億3118万円もある!12人しかいないのに収益の3倍近い人件費・・・!?
今のご時世で900万円もゴルフ会員権を保有&計上しています・・・これいるのか?
そもそもな話だけど年金はインデックス運用が透明性って意味では理想ではないでしょうか
年金運用は莫大な金額が永続的に流入するので甘い蜜になりがち
どうもアクティブファンドが運用をしたところで規模が巨大化すればインデックス化されるのならば最初からインデックス運用の一本化でいいんじゃねーの
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