最近はインデックスファンドやETFを雑誌などでも紹介されるようになりコストの重要度が高まっています
それではアクティブファンドを含めた全ファンドでは投信コストがどのように推移してきたのでしょうか?
ひふみ投信のファンドマネージャーである藤野さん著の「日経平均を捨てて、この日本株を買いなさい。 22年勝ち残るNo.1ファンドマネジャーの超投資法」ではデータが掲載されていたのでそれをグラフ化してみます

投信コストの平均値推移
どうでしょうか?コストは重要と言われている割りにはこの10年でコストが増大傾向です
ネット証券では販売手数料が無料の「ノーロード」が当たり前ですが現実はそうでもない
インデックスファンドでは信託報酬が1%以下は当たり前ですが現実は2001年では1.39%だったのに対して2011年では1.47%とジワリ上昇傾向です

こういう現状を見ると日本における投信事情はまだまだお寒い時代が続いていますね
別にアクティブファンドがインデックスファンドと同コストだっていいんです
実際は赤字経営の独立系ファンドなのでこれ以上のコスト削減は厳しいものがありますが・・・。
そういう時代が来たら旧来の「売れる」ファンドしか作れない運用会社は淘汰されていき「売りたい」ファンドを作れる運用会社が評価されていくのでしょう

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