記事によると・・・
年代別の未納率は▽20~24歳49.9%▽25~29歳53.9%▽30~34歳50.4%--と若い層では軒並み5割前後に上り、改善傾向がみられない。
と若い世代では半分もの人が未納で納付率の高かった高齢世代が引退しているのも未納率悪化の要因!?
・・・もうちょっと深く考えてみました
厳密に言うと完全な積立方式ではない現状は自分が老後に貰える年金の原資はその時代の現役選手
「赤信号みんなで渡れば・・・」ではありませんが周りも払っていないし自分も払わなくてもいいか!・・・いっそ潰れちゃえば払わなくてラッキーなんてクレイジーな考えを持つ人すらいるかもしれませんw
厚生労働省のサイトから未納率悪化の推移グラフを探してきました

ジワリジワリと納付率が悪化していますね
それでは平成3年の「二十歳以上の学生も支払え」化してからも多少は抵抗力があったのは何故か・・・?
バブルの頂点である1989年(平成元年)からしばらくは経済的にも抵抗力があったのかもしれません
それでは今度はこちらの表をチェック(政経chより)

バブルで浮かれていた時期は国民年金保険料もお手頃価格だったんだなぁ~(遠い目)
それに比較して現在は収入は下がるは保険料は上がるはで「払う余力なし」ってことなんです
こんな中で厚生労働省は今後どんな取り組みをしているのかが書いてあります
【数値目標】
- 平成23年所得に基づく免除勧奨対象者等について、平成25年夏までに、少なくともその半数を免除・納付に結び付ける。
- 平成22年度現年度納付率59.3%から+5.5ポイントの伸び(最終納付率64.8%)を確保する。
ほほぉ~「平成25年夏までに、少なくともその半数を免除・納付に結び付ける」ってオイ!
そりゃー免除すれば納付率は上がるに決まっているけれど「少なくともその半数」なんてそんなテキトーな感じでどんどん免除すれば支払っている一人一人の負担は大きくなるんじゃね?
あっ・・・だから毎年少しずつ保険料を上げて免除者へ分配しているのか?
こんな負のスパイラルが回り回って取り返しのつかない年金問題へと繋がっていくようにも感じます
どこか・・・生活保護不正受給問題と似ていません?
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