お盆休み最終日にアリオ西新井でマグネシウム燃料電池カーの工作キットが売っていたが塩水で発電ってところが気に入ってしまい思わず記念撮影

マグネシウム燃料電池カー

塩水で発電ってことは海水でも発電できるってことでしょうし原発に変わる新エネルギーとして太陽光や風力発電と同じように再生可能エネルギー発電の選択肢になるのでは?
いや海水なら夜でも風のない日でも関係なく存在するので相当使い勝手がよさそうです
気になったついでにマグネシウム燃料電池を調べてみたらこんなインタビュー&コラムを発見

マグネシウムが変えるか、日本のエネルギー問題 - @IT MONOist

「Mg燃料電池」は、再生可能であるところに特長がある。「太陽エネルギーを使ってMgを精錬するめどがついており、効率よく量産可能な燃料電池が実現する」(小濱氏)。Mgは地球上で8番目に多い元素であり、海水にもMgCl2(塩化マグネシウム、にがりの成分)として大量に含まれている。レアメタル問題を起こすこともなく、人体にも無害だ。


いいのですね~。海水で発電しちゃえばいいじゃんって思っていましたがマグネシウムそのものも海水に大量に含まれているようです
これは漁港や特産物のない海沿いの地域にイノベーションが起こるかも!?
開発したマグネシウム燃料電池は3つほど優れているようです

  1. 電池としてのエネルギー密度が高く小型化に向く
  2. 原料金属が安価なので低コスト化が可能
  3. 寿命が長い


マグネシウム燃料電池を開発した小濱氏のインタビューコメント

これからは「燃料を作る時代」に入ったということを主張したい。化石燃料や原子力はもう50年もたない。その後は燃料物質を作るしかない。ちょうど食料を調達するために、当初は直接採取だったものが生産(農業)に変わっていったようなものだ。


小濱氏の構想ではオーストラリアで金属Mgを作り出し日本に送る
さらに日本から使用済みのMgO(酸化マグネシウム)をオーストラリアに送るという物質循環という感じなのだが日本~オーストラリア間での輸送にエネルギーがかかる
・・・どうにか国内で作って国内で消費する地産地消が可能にならないものかな
太陽光の条件を見るとオーストラリアの広大な砂漠は最適なのね

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