このリバランス作業を年に1~2回することによってパフォーマンスも向上するデータも存在しますし一般的なテクニックとして基本的なインデックス投資本ではよく登場します
チョットした欠点として売却や購入などの作業時に税金や手数料などのコストが発生します
例えば海外株式100万円:国内債券100万円=1:1で月10万の積立というシンプルなポートフォリオの場合
翌月に海外株式103万円:国内債券101万円=1:1に乖離したら
海外株式4万円:国内債券6万円と積立時にリバランスをすれば1:1となります
これは便利なテクニックですがいずれ限界があります
資産拡大とともに毎月の積立額ではバランスが保てないほど乖離するときが来るのです
先ほどの例が単純に10倍して1000万円のケースになったら毎月の積立額10万円では足りません
実はコレをもっともシンプルに解決する手段がバランスファンドだったりします
世界経済インデックスファンドの第3期運用報告書を見てみましょう(PDF)
運用状況
当ファンドは、各マザーファンド受益証券を基本組入比率(国内債券5.0%、国内株式5.0%、先進国債券30.0%、先進国株式30.0%、新興国債券15.0%、新興国株式15.0%)にもとづいて組入れました。
当期末における各マザーファンドの純資産総額に対する組入比率はおおむね基本組入比率通りとなっています。
世界経済インデックスファンドは6資産をザックリ割ったようなバランスファンドです
でも投資家から集めた資金は購入時にファンド側で積立リバランスをひっそりと行っているのがよくわかる
大事なところなのでもう一回復習(笑)
- 自分で電卓を片手に積立リバランスをするにはいずれ限界がある
- バランスファンドの共同購入者なら資産が大きくなってもファンド側でバランスを保つ作業を代行する
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