バンガードETF™ (VGK, VPL, VSS, VT, VWO)エクスペンスレシオ改定のお知らせ
ティッカー | 名称 | 2013年3月現在 | 改定前 |
VGK | バンガード・MSCI・ヨーロッパETF | 0.12% | 0.14% |
VPL | バンガード・MSCI・パシフィックETF | 0.12% | 0.14% |
VSS | バンガード・FTSE・オールワールド(除く米国)スモールキャップETF | 0.25% | 0.28% |
VT | バンガード・トータル・ワールド・ストックETF | 0.19% | 0.22% |
VWO | バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF | 0.18% | 0.2% |
※エクスペンスレシオは毎年決算日毎に見直され変動します
※エクスペンスレシオとは、ファンドの平均資産残高に対する運用その他の経費の比率(%)です
そう言えば今週放送したカンブリア宮殿に登場したアルペンも低コストではなく適正なコストが求められているような発言をしていたなぁ~。
アナリストの視点(ファンド) 0.1%のコスト差は20年複利では約5%の差異にによると実質信託報酬等(税込)平均の推移は上昇傾向にあります
実質信託報酬等(税込)平均の推移 ※モーニングスター社より引用

このグラフの注意点としては単純にファンドが高コスト化したのではなくコストが掛かる新興国や通貨選択型ファンドの比率が増えたのが要因です
※リンク先の主要カテゴリー別(株式)の実質信託報酬率(税込)平均の推移にも注目
違った面から見ると同じようなアセットクラスの信託報酬は横並びでコスト削減に向かった動きは極めて少数派になっているのが日本の現状といえます
なぜこうなっているのかは日本では純資産の伸びと共に低コストするのは運用会社のみであって削減したコストは販売会社の取り分に向かいますので支払う投資家にはまったく恩恵のないのです
参考記事 販売会社が強すぎるファンドは苦手だな
純資産の伸びに応じてコストが低減されるのではなく
純資産が伸びれば販売会社の実入り額が大きくなっているのです
これは「売れれば売れるほど販売会社さんが儲かりますから是非とも気合を入れて売って下さい!」・・・そんな感じで運用会社の顧客目線は投資家ではなく証券会社に向いています
これをグロソブ方式とでも呼びましょうかw
いや・・・笑えないところでした(汗)
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