米国での診療報酬請求債権(MARS)の購入と回収事業に出資して得られる利益の一部を配当として受け取れる権利(ファンド持ち分)を日本で販売していたMRIインターナショナルが顧客から集めた資金を本業に用いず他の顧客への配当金・償還金の支払いに流用したり、虚偽の事業報告書を提出するなど金融商品取引法に違反したとして、金融庁に行政処分を勧告されました(ロイター)

これだけ投資環境が充実してきた現在で何故こんな面倒臭そうな投資詐欺サービスが下火にならないのか不思議ですがニュース記事をチェックしてみると出資していた人の特徴が見えてきました
【顧客資金消失】「許せない」「今後の生活が…」怒り・困惑の出資者 - MSN産経ニュースより参照

絶対安全だと説明していたのに
【絶対安全】・・・もうこの時点でアウトですので全力で逃げてください

生活設計が崩れた
よくわからない金融商品で生活設計するのも変な話です
これなら定期預金のほうがよろしいのではないでしょうかねぇ・・・。

『元本は絶対に安全』と説明を受けたら不安になり疑うべきです

「『元本は絶対に安全』と説明を受けて安心していた。そろそろ解約しようかと思っていた矢先に、なぜこんなことに…」と呆然(ぼうぜん)とした様子。


投資詐欺グループは甘い言葉で誘惑するけど損失はすべて自己責任なのはどこも一緒で仕組みを売っただけあちらが儲かります
そこを気付かないのも自己責任なのかもしれませんがどうもAIJ事件もそうですが資金消失など表面化するまで規制がされない印象です

個人が個人投資家として投資をする場合の鉄則が見えてきました

流動性
時価評価できて売却・換金する場合も容易であること
オープン型投資信託(おすすめはインデックスファンド)やETFを投資対象にすれば解決じゃないか

透明性
何に投資をしているのか自分自身で理解できていること
理解できないけど配当をもらう・・・そこに期待や依存がうまれますし無配になると不安や怒りも発生する
顧客から集めた資金を他の顧客への配当金・償還金の支払いに流用するのは詐欺の常套手段です

スポンサーリンク

関連コンテンツ

タグ