追記:日本のモーニングスターでも紹介されました
日本の投信業界の意識は「三流」、コストと情報公開で低評価―米モーニングスター調査
グローバル・ファンド・インベスター・エクスペリエンスで述べられた重要ポイントを報告し日本がいわば「三流」と厳しい評価になった背景を探っています
投資信託の環境は米国がベスト モーニングスターがグローバル調査
(SankeiBiz)(共同通信PRワイヤー)(宮崎日日新聞)(Infoseek ニュース)(japan.internet.com)
なにかしらのメディアで紹介されましたがリンク先は英語なので詳細を知るには調べる必要がありました
日本の投資信託環境は先進国どころか中国・韓国・インド以下|梅屋敷商店街のランダム・ウォーカーさん
コスト面・ディスクローズ面など国際的に見ると「平均以下」であることを指摘しています
最後の締めの言葉にもありますが米国モーニングスターのレポートで指摘された点を日本の投信業界関係者はもっともっと真剣に変革していく必要がありますね
運用会社の皆様、指摘されていますよ|Passiveな投資とActiveな未来さん
レポート後半の国別詳細レポートの中で「トータルコストの記載がいかなるドキュメントにも記載がない。」ことを問題としています
このトータルコストを記載していない国は今回の調査で日本だけという事実も今回の調査で知りました
そもそもトータルコストを毎回各投信ブロガーさんが発表してきたのも見慣れた光景でしたが外国人がこれを知ったら変に思えたかもしれませんね
活況に沸く投信市場、だが投信投資家にとって日本は新興国にも劣る!|モーニングスター朝倉智也が投資信託を語る!
本命のモーニングスター朝倉智也さんの記事
「今迄、再三再四私も指摘してきたことだが、日本の投信コストは、販売手数料、信託報酬ともに毎年右肩上がりで上昇しており、これは米国とは全く逆の動きである。」
「日本ではファンドマネジャーの名前や経歴、評価基準等の重要な情報が依然として非開示」
「米国ではファンドマネジャーが自己資金をファンドにどれだけ投じているかについても開示が義務」
モーニングスターのトップページにも書いて欲しいくらいですなぁ。。。
ツイッターでもJOGAさんが素早いアップで対応してくれました
モーニングスターのGlobal Fund Investor Experience Report 2013 ( bit.ly/12y9inY )から、興味深かったポイントを(恣意的に)ピックアップしてみる。#iiv #k2k以下連投。
— JOGA (ビールクズ始めました。)さん (@joga2) 2013年5月16日
モーニングスターのGFIEレポート。4分野(法令・税制、情報開示、コスト、販売・メディア)で各国のファンド事情を評価。投資家の視点で。2009年から、今回で3回目。韓国、デンマークが加わり、計24カ国が対象に。 bit.ly/12y9inY
— JOGA (ビールクズ始めました。)さん (@joga2) 2013年5月16日
日本の投信:マンスリーレポートを発行するファンドが一般的であり、これは注目に値する。他国では半年ごとが一般的なところ。 bit.ly/12y9inY
— JOGA (ビールクズ始めました。)さん (@joga2) 2013年5月16日
日本の投信:すべての投信商品について、EDINETや投信協会のサイトで情報を入手可能だが、いずれのサイトも使い勝手が悪すぎ。 bit.ly/12y9inY
— JOGA (ビールクズ始めました。)さん (@joga2) 2013年5月16日
日本の投信:平易な表現であるべき交付目論見書の記述が、実際には難解になる傾向。交付目論見書のリスク表記が、各ファンドの運用方針に由来するリスクではなく、一般的な投資リスクのみにとどまることが多い。 bit.ly/12y9inY
— JOGA (ビールクズ始めました。)さん (@joga2) 2013年5月16日
日本の投信:販売チャネルの選択肢は多様だが、大半は銀行・証券が占めている。より若い世代の投資家層ではネット証券や直販も広がりつつあるが、全体からみるとごく一部にとどまる。 bit.ly/12y9inY
— JOGA (ビールクズ始めました。)さん (@joga2) 2013年5月16日
日本の投信:最低投資額の中央値は500米ドル未満。自動積立に対応した商品は少ない。 bit.ly/12y9inY
— JOGA (ビールクズ始めました。)さん (@joga2) 2013年5月16日
日本の投信:TER(総経費率)の開示進まず。一万口当たりの費用が報告書に記載され、知識のある投資家が自力で計算する。FoFの総コストは記載されるようになりつつあるが、依然として曖昧さが残る。 bit.ly/12y9inY
— JOGA (ビールクズ始めました。)さん (@joga2) 2013年5月16日
投資家の好感度調査でシンガポールが首位陥落[シンガポール]|AsiaX News
最後に日本向けではなくシンガポールの日本語メディアと言う変化球も紹介♪
前回はA評価で米国とともにトップでしたが今回はB評価になったとのこと
「シンガポールはほかのマーケットよりもコストが高い点と情報公開においても改善の余地がある」
それでもコストはC評価で手数料が最も高い国のひとつである日本のDから見たら低コストなんでしょうね
(こちらでも関連記事として紹介しています)
2015.02.19 下品なファンド手数料の是正には規制ではなく自由化が有効
2013.10.17 販売会社が選ぶ運用会社から全力で避けろ
2015.04.20 株式投信のインデックス比率は多いほど良い(日本限定)
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