この手の本はアメリカ的な統計や確率論に終始してしまいがちですが
リスクに対して常に中立的な意見で語られていて
非常に参考になった本でした。
最近の事例が多く出てくるので本のタイトルほど
堅苦しい感じはなく入門書らしい読みやすさがあります。

「何か行動を起こすときには必ずリスクがつきまとい、
何もしないことにもリスクがある。」


おわりの言葉に痺れました。普段の何気ない生活の中にも
常にリスクの選択肢があり誰もがリスクからは逃れられない。
しかしリスク理論を正しく理解できるなら
少しでも小さくできるのではないでしょうか?

リスク理論でありリスク哲学でもある良書でしょう。



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